広島工業大学

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多様な人材の活用による研究体制の整備に関する計画について

広島工業大学では、建学の精神「教育は愛なり」、教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」のもと、2019年に教育、研究、同窓、地域に関するHIT Visionを策定した。このVisionでは、社会に貢献できる倫理観を持った技術系人材を育成すること、持続可能な社会を創造する研究を推進すること、などを掲げており、将来にわたって地域社会をはじめ国内外の課題を柔軟かつ的確に解決できる技術者の教育および研究の実施をめざしている。そして、技術により新たに実現されるSociety 5.0の社会では、全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない価値を生み出すことで、少子高齢化や地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されると期待される。その状況の中、新しい価値の創出など今後起こり得る様々な変化に対応するため、若手人材の育成・活躍促進と大学の改革・機能強化を中心に、基盤的な力の抜本的強化に向けた取り組みが求められている。以上のことから、本学における教育・研究・運営を継続的に実施するためには、多様な人材の力を結集することが重要である。そのためには、①年代構成のバランスを検討し、計画的に採用すること、②男女共同参画を推進すること、が必要である。

【多様な人材確保の目標】

若手教員、女性教員を積極的に採用し、構成比率を増加させる。

  • 若手教員(40歳未満) 専任 2020年 10.5%(16人) → 2025年 15%(23人)
    ※2020年時点35~39歳は8人であり,2025年に40歳以上となる
  • 女性研究者 専任 2020年 7.8%(12人) → 2025年 10%(15人)