HITチャレンジ制度
HITチャレンジ(学生自主企画プログラム)制度は、大学生活で「こんなことをやってみたい」「新しいことに挑戦してみたい」という思いを実現できる制度です。学生が自主的に企画を立て、審査の結果、プログラムが採択されれば最高100万円が支給されます。2023年度は一般部門4件、ボランティア部門3件、計7件のプログラムが採択され、各団体が活動しています。
2023年度HITチャレンジに採択された団体
一般部門
小型レーシングカーの開発を通じた"モノづくり"の総合力育成
HIT Formula Project
毎年行われる学生フォーミュラ日本大会への出場に向けて、小型レーシングカーの設計、開発、製作、試走を行うプロジェクト。学生自身がモノづくりを通した人材育成をめざし、意欲的に技術力や実践力を身に着けるとともに、モノづくりの面白さを改めて実感できる活動を進める。
海洋探査を目的とした、自律型水中ロボット(AUV)の開発
Hit-Robotics Team: Marine Gear
Techno-Ocean 2023 水中ロボット競技会への出場と同大会出場の為の自律型水中ロボット(AUV)の企画、設計、改良をめざすプロジェクト。チャレンジを通してエンジニアとしての技術力、企画力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を向上させ、社会に貢献できるエンジニアとして成長することを目標とする。
屋台文化の継承と発展による憩いの場の提案
屋台文庫
消滅に危機にある日本の屋台文化を広く知らせることをめざし、移動式屋台の制作を行うプロジェクト。調査、記録を通して歴史を学ぶことで屋台文化の衰退を防ぎ、市民の憩いの場となるような屋台を制作する。また、建築のコンペティションやプロジェクト展で発表を行い高い評価を得ることも目標とする。
CanSatの開発と種子島ロケットコンテスト参加
HIT Space Project
本企画では、小型の模擬人工衛星であるCanSatを開発する。特に、機体の軽量化に取り組み、種子島ロケットコンテストに出場して入賞する事を目標とする。また、大学での学習を活かしながらより専門的な工学の知識・考え方を実践形式で習得することで、技術者として大きく成長することをめざす。
ボランティア部門
ペットボトルから分別向上を!!
HIT SDGs Action Members
本学の学生・教職員に分別の意義を周知させ、1人1人の分別意識の向上をめざすプロジェクト。分別されたペットボトルキャップをカウント、表示できる新たなごみ箱を制作することで、分別を行いやすい環境を構築し、SDGsに関する知識を深めてもらう機会を提供する。
学生防災士による地域連携を踏まえた防災・減災力向上をめざした活動
広島工業大学学生防災士会
学生の有志による自主防災団体を結成し、地域の住民と防災意識や知識を共有する活動を大学周辺の地域で行うことで、地域の防災・減災力を向上させることを目的としたプロジェクト。地域住民や小中学校生向けのイベントを考案、実施し、近隣地域の安全・安心なまちづくりをめざす。
西条の酒造水の分析
西条水質調査隊2023
日本酒醸造で有名な広島県広島市西条町の仕込み水の長期的な水質調査、井戸水の水質が食品製造にどのように活かせるかを調査するプロジェクト。調査の結果得られた分析データを西条酒造協会及び東広島市に提供し西条町の水質保全、環境保全、日本酒醸造への貢献など、地域貢献をめざす。
●中間報告書