環境学部
建築デザイン学科
質の高い建築空間を
創造できるスペシャリストを育成します。
近年、建築分野では、自然環境との持続的共生を基本にしながら、生活の質と心豊かな居住環境を実現することが求められています。建築デザイン学科では、一級・二級建築士などの国家資格取得に向けた高い知識・技術に加え、「インテリア・木工」「デジタルデザイン」「建築」についても深く学びます。
教育研究分野
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インテリア・木工分野
住生活や住環境における知識と、インテリアや住居デザインの製作表現に関する技術を修得します。暮らしの中のインテリア、テーブルや椅子などの木工家具をどのように作るのか、計画と造作について工房実習などで実践的に学び、住環境をトータルコーディネートする力を身につけます。
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デジタルデザイン分野
コンピュータソフトやデジタルツールを活用したものづくりが加速しています。コンピュータ技術を活用した設計やものづくりに関する技術を修得します。最新のデジタルデザインに関する知識やスキルを深め、デジタルだからこそできるデザインや表現を追求します。
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建築分野
建築デザインの理論的な知識や総合的な表現に関する技術を修得します。豊かな居住環境を実現するためには、「建築」を学ぶことが不可欠です。安全性や快適性を追求する建築構造や建築設備はもちろんのこと、それを維持・管理するための知識など、建築に関する幅広い知識を身につけます。
科目紹介
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コンピューテーショナルデザイン
情報技術の発達により、建築業界でもコンピュータを使った新しい設計手法が生まれています。この講義では、最先端の3DCADを取り入れ、モデリングやプログラミングを通したデザインの基礎を学びます。
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デジタルファブリケーション演習
レーザーカッターや3Dプリンターが普及し、新しいものづくりの環境が整い始めています。3DプリンターやNC加工機をはじめ、最新のデジタル加工機を用いた製作の基礎的知識を学び、ものづくりの可能性について学習します。
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建築デザイン実習A・B
建築デザインの基本となる空間とボリュームの扱い方、立体造形の作法、造形コンセプトの具体化などを学修。さまざまな課題を実践していくことにより、建築造形化の手続きや手法を身につけます。
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デザインワークショップ
ワークショップ形式で建築デザインの簡単な作品の制作を共同で行う実習。企画から制作まで建築デザインの一連の制作過程を学びます。実物制作後は、それらを展示・発表します。
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工房実習
デザインプロセスに沿いながら、生活空間を豊かにする身近な家具などの製作を工房で体験。ものづくりに必要な知識や技術の基礎を身につけるとともに、製作物の構造性や機能性、デザインの多様性について理解します。
カリキュラム
就職・進学
教員紹介
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松尾 兆郎教授
学生支援アドバイザー学位:工学修士
研究内容等:学修支援・進路支援に関する実践的研究