情報学部
情報コミュニケーション学科
情報を利活用し、社会的価値を
創造できる技術者を育成します。
「画像データから特徴を見つけ出す」「余剰に生産された野菜をネットで販売する」「効率の良いバスルートをAIが選定する」。高度な情報処理は、社会に新たな価値を創出します。情報コミュニケーション学科では、現在そして未来に情報がどのように社会に貢献できるかを考え、提案できる技術者を育成します。
教育研究分野
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経営情報システム
ビジネスにおいて、会計や予約など誰が行っても同じ結果が得られる仕事を効率的・効果的に支援あるいは自動化する知識や技術を学びます。また、勘や経験に頼らず、データに基づいて経営判断を支援する手法を修得します。
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データサイエンス分野
ビジネスにおいて、今まで存在しなかったサービスを新たに作る、新しい顧客を開拓することは重要な課題です。ビッグデータの中に隠れている「社会の課題」や「解決のヒント」を発掘できる技術を修得します。さらに、意思決定や新しいビジネス創出などの知識や方法を学びます。
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ソーシャルメディア分野
ソーシャルメディアは「人々のニーズ」と「つながる手段」が掛け合わされたときに自ら成長していくという特徴を持ちます。本分野では心理学や社会学に基づいて、ユーザー心理などその仕組みを活用した新サービスを構築できる技術を修得します。
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コミュニケーション分野
今日では、利用者の表情や動きを分析して、気持ちを知ることができる技術が開発されています。この技術を応用すれば、使いやすいだけでなく、困ったときに助けてくれるインタフェースが実現できるでしょう。操作を終えたときに、思わず「ありがとう」と言ってしまうような「やさしい」コミュニケーションツールが期待されます。
科目紹介
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技術経営
イノベーションは製品そのものだけでなく、その製造工程である生産技術にもあります。この講義では、イノベーションを起こすための経営戦略および戦術の策定について、事例を交えながら学修します。
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アプリケーションデザインB
顧客ニーズを見つけ、課題を設定し、アイデアを創出するとともに、CADや3Dプリンタを用いた作品や学習ゲーム等のプロトタイプを制作。ユーザーテストで機能の検証を行いながら、情報システム開発を学びます。
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ゲーミフィケーション技術
ゲーミフィケーションとは、ゲームに使われている構造を別の分野に応用することです。この講義では、問題解決をゲーミフィケーションの例として取り上げ、解決に導くための設計論、システム開発及び実装スキルを修得します。
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Webデザイン
Webデザインの基本的技術および制作技能を修得するため、ものづくりのサイクルおよび各種プログラミング言語を実習により学びます。また、人間中心のデザインの基礎を理解し、デザイン、評価及び改善の理論を修得します。
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データマイニング
大量のデータから人間の価値ある行動につなげる知識や規則性を抽出する技術が重要になっているなか、この講義では、「特徴を知る」「分類して理解する」「予測を立てる」といった3つの技法を修得します。
カリキュラム
教員紹介
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大森 一也教授
学生支援アドバイザー学位:工学士
研究内容等:サプライ・チェーン領域のシステム構築&開発チームの生産性向上に関する研究 -
河村 尚明講師
学位:博士(理学)
研究内容等:整数論、数論幾何学に関する研究