情報学部
情報工学科
革新し続ける情報社会を支える
情報技術者を育成します。
現代の社会・経済活動の基盤には、常に革新を続けている情報通信技術があります。情報工学科では、「コンピュータ」「インタフェース」「ネットワーク」の3分野を基礎に、現在脚光を浴びているAI技術の基礎や、応用が進むIoT技術などを含むより専門的な知識・技術を修得することが可能です。
教育研究分野
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コンピュータ分野
コンピュータに関する基礎知識としてコンピュータアーキテクチャやオペレーティングシステムを修得します。また、IoT技術の基盤となる組込みシステム技術に関する知識について学びます。さらに、実際のコンピュータシステム開発に携わる際に有用と考えられるデジタル制御やデジタルシステム設計などを修得します。
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インタフェース分野
信号処理システムに関する基礎知識としてデジタル信号処理を修得します。また、IoTを支えるセンシング、画像音声などの認識の基礎として人工知能、画像音声認識を学びます。さらに、インタフェース技術者として求められる実践応用力を身につけるため、インタフェース設計を修得します。
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ネットワーク分野
IoT技術者に不可欠な情報ネットワークシステムに関する基礎知識としてネットワーク技術、データベースや情報セキュリティなどを修得します。さらに、実際のネットワークシステム開発に携わる際に有用と考えられるネットワークプログラミングやネットワークシステム設計などを修得します。
科目紹介
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データ解析
大手通販サイトが好みの本を推奨するなど、これらを可能にするのは「説明変数」(年齢、購入履歴など)から「目的変数」(好み)を推定する技術です。この講義では、データを解析し、これらの実現方法を学びます。
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組込みシステム
家電、自動車、医療機器などの多くの製品には、組込みシステムが使用されています。ソフト競争力強化の目玉とも言える組込み用オペレーティングシステムなど、最先端の内容を学びます。
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センシング
IoTの応用分野は産業、医療や農業など多岐に渡ります。その基本技術の一つがセンシングです。この講義では、よく利用されるセンサデバイスの仕組み、センシングの方法、データ収集や処理の方法などのセンシング技術について学びます。
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ネットワークシステム設計
現代の情報システムのほとんどが情報通信ネットワークを利用したネットワークシステムです。この講義では、ウェブプログラミングやセキュリティなどの理解を深め、ネットワークシステムの設計・運用について学びます。
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画像音声処理
画像と音声は人間とコンピュータの仲立ちをするインタフェースの重要な構成要素。画像と音に関する基礎知識を学んだ後、フィルタ処理をはじめとする画質と音質の変換処理技術、画像と音声の合成などの各処理技術について理解します。
カリキュラム
就職・進学
教員紹介
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浴野 稔一教授
学位:理学博士
研究内容等:超伝導電子物理学に関する研究 -
岡村 一徳教授
学生支援アドバイザー学位:修士(工学)
研究内容等:デジタルエンジニアリングの実践的研究