50年以上続く伝統の「工大献血」を実施― 今年も多くの学生が協力しました。
2017.06.20
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半世紀以上の伝統を誇る「工大献血」
広島工業大学では、学生自治会献血会が中心となって年3回「工大献血」を実施しています。50年以上の歴史がある工大献血。学校法人鶴学園は、工大献血をはじめとする日本赤十字社の活動に対する各種支援が評価され、日本赤十字社広島県支部の赤十字サポーターに学校法人第1号として認定されています。
5月30日、気持ちよく晴れ渡った空のもと、今年度1回目の「工大献血」が行われました。広島県赤十字血液センターから3台の献血バスを派遣していただき、受付者数275名(うち献血者数241名)と、多くの学生や教職員が献血に協力しました。
学生自治会献血会の積極的なPRにより献血者が増加。例年、献血バスの数は2台でしたが、昨年から3台に増加しました。
けんけつ推進キャラクター「けんけつちゃん(右)」とともに、JCDセンター(女子学生キャリアデザインセンター)の学生がデザインした新キャラクター「キャロミ(左)」も、献血への参加を呼びかけました。
学生自治会献血会のメンバーが運営をサポート
会場であるNexus21 4階のエスカレーター付近では、赤いジャンパーに身を包んだ学生自治会献血会のメンバーが、通り過ぎる学生に献血を呼び掛けていました。「献血は気軽にできるボランティア」一人ひとりの意識が少し変わるだけで、助かる人がたくさん存在します。
まずは健康状態などに関する問診票に記入をしていきます。わらかないところは、学生自治会献血会のメンバーがサポートしてくれるので安心です。
受付で、献血の基準を満たしているかどうか簡単な質問に答えます。工大献血では400ml献血のみを実施しています。
血圧や脈拍の測定、血液型判定や濃度測定を行います。いつも授業で利用している学び舎が、今日は病院のようです。
献血バスの中の様子。はじめての学生は少し緊張気味のようです。
初めて工大献血に参加した梶上恵理さん(電気システム工学科 1年)。「大学で行われているので、休憩時間に気軽に参加できていいですね。次は友達を誘ってみたいです」
濱本拓未さん(知的情報システム学科 2年)「献血は2回目です。授業の合間に参加しました。困っている人の助けになればうれしいです」
「若者の献血離れを食い止めたいという思いで活動しています。献血が初めての人でも、講義の空き時間などを利用してぜひ参加してみてください」と学生自治会献血会の舘上敏幸さん(機械システム工学科 4年)
今年度2回目の献血は9月26日(火)に実施予定です。学生はもちろん、地域にお住まいの皆さまも参加いただけます。ご協力をお待ちしています。