自信を持ってインターンシップや就職活動に臨むために 女子学生のためのスーツの着こなし講座を開催しました。
2017.07.26
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6月13日、女子学生のキャリアアップを支援する広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)では、夏から始まるインターンシップを前に「スーツの着こなし講座」を開催しました。講師として、洋服の青山 庚午店 店長の西川周司さん、同店 岡村美咲さん、広島ブロック長 宮岡裕二さん、五日市店 店長 山本博三さんの4名にお越しいただき、スーツの着こなしポイントについて解説していただきました。学生もスーツを着て参加し、正しく着こなせているのか専門家の視点からアドバイスをしていただきました。
「夏休みから始まるインターンシップに向け、今日の講座で学んだことを生かしてください」とセンター長の角川先生。
講師の西川さん(中央)。昨年度に引き続き、スーツの着こなしや社会人のマナーについて解説していただきました。
講義が始まると間もなく、岡村さんが就職活動には相応しくないスーツの着方で教室に登場しました。「みなさん、どこが正しくないでしょうか」と西川さん。正しくない着こなしの例を実際に見ることで、着こなしの原則が理解しやすくなります。
さらに、第一印象の大切さについて、「部屋に入ってきて、6秒から12秒でその人の第一印象が決まります。正しくスーツを着こなすことで、第一印象のイメージアップにつなげることができます」と西川さん。
スーツを着崩した岡村さん。就職活動で相応しくない点について、学生同士で話し合います。
「業界によって服装の傾向は多少変わってきますが、基本の着こなしを知っておくことが大切です」と西川さん。
大切なポイントはメモ。
インターンシップや就職活動に向け、熱心に講義を聴きます。
「身だしなみには、清潔感、調和、機能的と三つの原則があります」と西川さん。なかでも、機能性は重要なポイント。面接やインターンシップでは座ったり動いたりすることが多いため、購入の際に試着してイスに座らせてもらうなど、店員さんからアドバイスを受けておくことが大切です。
さらに、足元のパンプスも忘れてはいけません。就職活動では、普段よりも歩くことが多く、疲れがたまりやすくなります。「足のサイズに合った、履きやすい靴を選ぶようにしてください」ほかにも、メガネや腕時計など身につけるアイテムについてもポイントを教えていただきました。
「座ったときに、スカートの裾はひざ上5cmまでです。お店で試着をしたときに、一度座ってみてください」とアドバイスしていただきました。
名刺交換も社会人のマナーとして、実演していただきました。「就職活動中に名刺いただくことがあります。名刺を受け取る際には、名刺だけではなく相手の顔もきちんと見てください」
続いて、学生のスーツの着こなしを確認。袖の長さやスカート丈の長さ、ヒールは高さどのくらいが最適なのかなど学生からの相談に丁寧に答えていただきました。
手を曲げたり伸ばしたりしながら袖の長さを確認。下ろした際に手の甲が半分くらい隠れるのがちょうどいい長さです。
直接、指導していただくことで、悩みを解決することができました。
最後に、西川さんから「しっかりとスーツを着こなすことで自信が持てます。そうして、しっかり自分をアピールしてください。そうすれば、夢へ一歩近づけるはずです」と今後に向けてエールをいただきました。
講座に参加した下野由香さん(地球環境学科 3年)は「インターンシップで企業を訪問する際は、正しくスーツを着こなすことで自信が生まれ、きちんとした対応ができるということがわかりました」と手ごたえを感じていました。
「就職活動でのスーツはシンプルに。服装ではなく話す内容で個性をアピールして、良い結果をつかんでください」と西川さん。
「インターンシップや就職活動などでは、長期間ホテルなどに滞在をすることもあります。その際のスーツの手入れの仕方を教えていただき、参考になりました」と下野さん。
今回は、正しいスーツの着こなしと社会人としてのマナーを学び、就職活動の心構えができたのではないでしょうか。
JCDセンターでは、この他にもメイクアップ講座やビジネスマナー講座などの就職活動に向けた講座を開催し、女子学生が自信を持って就職活動ができるようサポートしています。