私のアイデアが本物の部屋になる! 島根不動産(株)とJCDセンターのコラボ企画「こだわりルームプロジェクト」今年も進行中です!
2017.08.09
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今年で5回目を迎えた島根不動産(株)と広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)のコラボ企画「こだわりルームプロジェクト」は、女子学生の提案を基に、ワンルームマンションをリフォームして、実際に賃貸に出すという大人気のプロジェクトです。大学の授業だけでは得ることのできない体験を積み、実際に社会で活かすことができるという貴重な体験学習プロジェクトです。
その最終プレゼンテーションが、6月22日に開催されました。プレゼンターは建築工学科2年生3名、建築デザイン学科2年生2名の計5名。手作りの提案ボードを使って、それぞれの企画案を発表しました。
島根不動産(株)の高山社長や家主の(株)こまちの前本社長にお集まりいただき、学生5名がプレゼンテーションを行いました。
順番に企画案を披露していきます。自ら絵を描いたり、イメージに合う写真を貼ったり、工夫を凝らした提案が続きました。
学生の提案を聞きながら、熱心にメモを取る審査員の皆さん。アイデアのポイントが随所に散りばめられていました。
建築会社の社長でもある家主の前本様から、指摘をたくさんいただきました。現場の声を直接伺うことができ、視野が広がりました。
昨年までは、最優秀賞に選ばれたプランを形にしていましたが、今年はメンバー全員の個性やこだわり、共通アイデアを取り入れて、それをひとつの案にまとめて部屋をリフォームすることになりました。
今後は、部屋を測量し、詳細な図面を描き、キッチンやシャワールーム、トイレなどの設備を選んで発注を行っていきます。さらに、古い壁を剥がしその後で壁を塗り、設備を導入するなど施工にも関わります。8月20日のオープンキャンパスの日までには、リフォームが完成する予定です。
プレゼンテーションを終えて全員で記念撮影。それぞれの案を手に、これから力を合わせて頑張ることを誓いました。
提案ボードは「木目の素材感のある部屋」「和風の部屋」「白を基調とした部屋」などバリエーション豊か。
島根不動産(株)の高山社長に感想を伺いました。
「友人にヒアリングしながらプランを作っている人がいて、すごく感心しました。将来、建物をつくる場合、自分の好き嫌いだけではできないですから。ニーズをきちんと聞いて、それをプランにすることはとても大切なことです。また、就職活動には『大学時代に何をやったか』という事実が聞かれます。今回の経験もそのひとつにしながら、主体的に行動してください」
さらに、「こだわりルームプロジェクト」のリーダーである黒子葉月(建築工学科 2年)さんに意気込みを聞きました。
「建築のことをもっと深く知りたいと思い、また、大学ではできないことができると聞いて、このプロジェクトに参加しました。1か月前に実物の部屋を見学して、その後、リフォームについて調べたり家具屋さんなどを回ったりして説明内容をまとめましたが、緊張してしまい、伝えたいことを全部話せず悔しい思いをしました。改めて、プレゼンテーションの大変さを実感しました。これから5人で協力して、個性のあるおしゃれな部屋を作り上げていきたいです」
島根不動産(株)の高山伸介社長「みなさんの力を結集して、感性豊かなすばらしい部屋が完成することを楽しみにしています」
黒子さん「将来は建築に携わりたいと思っているので、この経験は必ずいきると思っています」
学生の感性をいかした、どんな素敵な部屋が完成するか、今からとても楽しみですね。ご期待ください。