意識が変わる! 就活生のための印象アップレッスン 「ビジネスマナー講座」を開催しました。
2017.08.23
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広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)では、女子学生のキャリア支援形成を目的としたさまざまなプログラムを実施しています。このプログラムの一環として、7月13日に社会で必要とされるマナーを実践的に学ぶ「ビジネスマナー講座」を開催しました。昨年度は30名程度を対象に開催しましたが、今年度は年4回に開催回数を増やし、10名程度の少人数制かつ実践練習に重きを置いた内容にバージョンアップしました。
講師は昨年度に引き続き、オフィスDo&Beの吉田奈緒美さん。「自信を持って、就職活動や大人社会で活躍できるマナーを身に付ける」ことをねらいとしています。「就職活動は、"あなたが欲しい"と企業・組織に思ってもらうことが大事です。この講座の中でもいい意味で目立ちましょう」とあいさついただき講座がスタート。就職活動の心構え、笑顔の作り方、お辞儀や立ち居振る舞いなど、学生一人ひとりの姿勢や声の大きさなど確認しながら丁寧にレクチャーしていただきました。
「相手に私を知ってもらいたいという気持ちを込めて大きな声を出しましょう」とアドバイスを受け、一人ひとりがあいさつをしている姿をビデオで撮影しました。
全員と目を合わせられる距離で講座を進めていきます。「講座実施中は私を企業の人事担当者だと思って」と学生の意識・意欲を高める吉田さん。
「クッキー、おいしー」と声に出して、口角を上げる笑顔の作り方を練習中。
立ち方、お辞儀の練習。手の位置、正しい姿勢、目線に注意して全員で挑戦しました。
受講中も膝をそろえ、姿勢を正す女子学生たち。普段と違う筋肉を使うようで苦戦する学生も。
姿勢と言葉遣いを学んだ後は、最近の若者が最も苦手な電話応対について学びます。携帯電話と固定電話を使用し、企業の人事役と就職活動中の学生役を交代しながら本番さながらの練習を行います。使い慣れない敬語に苦戦しながら丁寧な言葉遣いを意識します。
シチュエーション別に電話応対を練習した後、練習の成果をビデオで撮影。ビデオを見返し、「自信を持って歯切れよく発音するように心がけましょう」と吉田さんからご指導いただきました。
最後に、「マナーは一日して成らず。でも、身に付ければ一生モノです。今日から実践して、しっかり身に付けてください。マナーが身に付けば第一印象が良くなりますし、人間関係も豊かになります。今日からすてきな大人への第一歩を踏み出してください」と激励の言葉をいただき講座は終了しました。
就職活動に欠かせない、電話応対。学生同士で実践して、ルールやマナーの理解を深めました。
吉田さんから、話すスピード、歯切れ、声のトーン、言葉の選び方など、細かく教えていただきました。
「みなさん真面目でポテンシャルもあるので、あとはいかに意識するか。今日の講座で意識は一段上がったはずです。敬語を特別なものと思わず日常の場面で実践し、マナーを身に付けてもらいたいですね」と吉田さん。
好本史記さん(知能機械工学科 3年 左)「これまで電話応対を意識したことがなかったので、いい経験になりました。これからは、明るくはっきり発音するよう意識したいと思います」
中村日向子さん(地球環境学科 2年 右)「普段の姿勢が良くないことに気が付きました。毎日の生活で綺麗な姿勢を意識していきたいと思います」
今回の講座で学んだマナーは、ビジネスの場面だけでなく、大人社会の中でコミュニケーションのきっかけを作り、人間関係を円滑にするために欠かせないものです。JCDセンターでは、これからも女子学生のみなさんが就職活動はもちろん、社会に出てからも自信を持って輝いていけるよう成長をサポートしていきます。