新たな自分を発見!JCDセンターが「コミュニケーション研修」を開催しました。
2017.09.13
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広島工業大学女子学生キャリアデザインセンター(JCDセンター)では、将来の就職活動やその先のキャリア形成を見据えて多彩な支援活動を行っています。8月3日に開催した「コミュニケーション研修」も、その一環。企業や社会が求めているコミュニケーション力とは何か、この研修を通してその意義を学びます。
講師は、株式会社ラーニングバリュー専務取締役の本田貴継先生。「他者と交わり、他者とうまくやっていくためにはコミュニケーション力が大切。この講座は、覚える授業ではなく感じる授業です。コミュニケーション力を身につけるきっかけづくりにしましょう」と、実習中心の研修がスタートしました。
参加者は18名。4つのグループに分かれて、楽しみながらグループワークを行います。
講師の本田先生。自身の経験に基づきながら、わかりやすく説明してくださいました。
ウォーミングアップは、自己開示のための自己紹介です。名前やこれまでの活動歴、好きなことや苦手なことなどを名札に記入。記者会見というシチュエーションを設定し、交互にキャスト(質問に答える人)と記者になって、質疑応答を行いました。趣味の話、食べ物の話、勉強のことなどで盛り上がりながら、メンバーの相互理解を深めていきます。
記者会見のワンシーン。最初は緊張していたメンバーも次第に打ち解けて笑顔に。
「親密性を高めて、自分らしさを表現するきっかけをつかみましょう」と本田先生。
続いて、対人コミュニケーションについての問題をまず各自で回答し、グループで1つの答えに集約するという実習を行いました。自分の考えていることをはっきり表現するとともに、相手の意見を聴き、グループで意見の一致を図ります。少数意見にも耳を傾け、話す力と聴く力の大切さを学ぶトレーニングです。
相手の「言いたいこと」「わかってほしいこと」を聞き取る実習も楽しく取り組みました。
チェックシートを作って「自我状態」を分析。自我状態のコントロール方法も学びました。
今日の最終的な目的である、就職活動に活かせる「アピールシート」を書くため、グループメンバーと互いの持ち味を伝え合います。その後、討議を通して見えてきた自分の長所を用いてアピールシートを完成させました。
プレゼントシートの交換をした後、握手して、メンバーに感謝の気持ちを伝えました。
新しい自分の魅力を再発見し、就職活動にも役立つアピールシートが完成!
参加した学生に感想を聞きました。
村田栞さん(食品生命科学科 1年)「グループ討議を通して、自分の知らなかった長所がわかり、とても有意義な研修でした」
中道桃花さん(食品生命科学科 2年)「積極的に話しているつもりでも周囲から"もっと話してもいいよ"と言われ、自分と他者の見方の違いを発見できました。"自分は変われる"と学んだことが一番の収穫です」
「自分の持ち味を活かし、いろいろな体験を積み重ねて、可能性を信じてがんばってください。人生は自分で変えられます」と本田先生の励ましのことばで研修会は終了しました。
JCDセンターでは、就職活動はもちろん、社会に出てからも必要な能力を身につけるための講座を今後も随時企画していきます。ご期待ください。