お気に入りの1冊を熱く語る!拡大版ビブリオバトルin広島工業大学2020
2021.01.05
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12月16日、「拡大版ビブリオバトルin広島工業大学2020」を開催しました。新型コロナウィルス感染症の拡大を受け、急遽オンラインに切り替えての開催となりました。
開催にあたり激励する松川 弘 図書館長
ビブリオバトルとは、バトラー(発表者)がおすすめの本を紹介し、それを聞いた人が投票し「チャンプ本(一番読みたくなった本)」を決める「知的書評合戦」です。今年は「伝える力を伸ばすこと」を重視し、本だけでなく雑誌や音楽、映画などあらゆるメディアを対象に募集を募りました。今年のバトルに挑戦したのは学部生4人。各々のお気に入りの1冊を手に、熱く思いを語りました。
オンライン配信用に撮影
参加したのは知的情報システム学科2年永井弘輝さん、食品生命科学科2年西川直輝さん、知能機械工学科3年淘江逸斗さん、情報工学科3年吉田翼さんの4人。それぞれ推薦書を手に会場に集まります。
トップバッターを務めた永井さん
永井さんが紹介したのは「スバラシク実力がつくと評判の微分積分キャンパス・ゼミ」。自身がこれを読んで単位がとれたことを話し、わかりやすく役立つ本だと説明しました。
入念に準備した様子が窺える西川さん
西川さんが紹介したのは「いつかすべてが君の力になる」。18歳の時に出合い、それ以来いつも持ち歩き折に触れ読んでいるそう。声優の梶裕貴さんの仕事観や考え方に触れることで、人生に役立つ本だと推薦した。
緊張を見せず、落ち着いて話す淘江さん
「あおざくら 防衛大学校物語」を紹介したのは淘江さん。日本一厳しい防衛大学校の実態に驚いたこと、いつか自分も防衛大を訪れたいと思っていることを話していました。
生き生きと本について語る吉田さん
吉田さんは有川浩の「ストーリー・セラー」を紹介。物語の構成の面白さと作者を尊敬のする気持ちを熱く語りました。
学生の発表を温かく見守る図書館長
「急遽オンラインでの開催になり、観客がおらず反応がない中でのバトルは難しかったと思います。そんな状況でも、伝えたいという気持ちがよく伝わってきました」と松川図書館長。
バトルの模様は、オンラインで配信中。
投票結果は付属図書館のWebサイトで発表されます。