小学生と一緒にシジミの放流をしました~ 瀬戸内海共生プロジェクト(JCD)
2021.07.07
このニュースは、クローズされました
さまざまなプロジェクトを通じて、女子学生のキャリアアップをサポートしている女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)。そのプロジェクトの一つである「瀬戸内海共生プロジェクト」のメンバーが、広島市立五日市観音小学校の児童と一緒に、大学近くを流れる岡の下川でしじみの放流を行いました。
広島市立五日市観音小学校4年生98名と一緒に活動を行う
同プロジェクトメンバーが近年続けている活動に、「シジミプロジェクト」があります。これは、シジミの生態調査や水質調査を行い、放流後の定着率向上をめざし活動するものです。メンバーは、広島市立五日市観音小学校で環境教育として行われているシジミの放流に参加。その後は1年かけて、しじみの繁殖状況や川の水質調査などを調査します。活動のまとめとして、年度末には小学生に環境教室を開催し、調査結果を報告します。
シジミ7㎏が放流された
大学から徒歩圏内にある岡ノ下川に架かる五観橋付近で、作業が行われました。この辺りは河口に近く、海水と真水が混ざり合う地点になります。橋の北側から南へ200mぐらいの範囲にしかシジミは住むことができないなど、シジミの生態を学んだあと、メンバーと小学生が一緒に、放流作業を行いました。
「シジミは地元の特産品ですが、ここでも育つと嬉しい」と話す實重さん(島根県立安来高等学校出身/島根県)
「シジミの放流がやりたくて、JCDセンターのプロジェクトに参加した」と話す樫山さん(大分県立別府翔青高等学校出身/大分県)
「小学生と交流が楽しく良い経験になった。環境教室にも力を入れたい」と話す坂𠮷さん(高知県立岡豊高等学校/高知県)
放流後は水質調査も。水質調査は月1回のペースで実施していく
今回の調査結果はメンバーで共有し、環境教室の開催を目標に企画準備を進めていく予定です。今後の活動にもぜひご期待ください。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。