JCD「うましまプロジェクト」メンバーが馬島を訪問。島の魅力を調査しました
2021.11.19
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女子学生のキャリア形成や就業支援を目的に活動する女子学生キャリアデザインセンター(通称:JCDセンター)、女子学生が主体となり12のプロジェクトに取り組んでいます。
その一つである「うましまプロジェクト」は、山口県田布施町にある小さな島「馬島(うましま)」の自然や文化などの魅力を広く発信し、地域活性をめざす活動をしています。今年度は1、2年生合わせて44名が参加するJCDで一番人数の多いプロジェクトでもあります。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、なかなか島を訪問できずにいたメンバーたちでしたが、心地よい秋晴れの下ようやく現地を訪問。実際に島の空気に触れ、島の自然について調べたり、島の人と交流したりしました。
瀬戸内の多島美を眺める、こんな景色に憧れて参加した学生も
麻里府港から渡船で約10分かけて島に渡る
島に到着したら、活動拠点であるキャンプ場をめざします。キャンプ場の管理人でもあり、当プロジェクトの協力者である藤田ご夫妻を訪ねました。
船着き場からキャンプ場までは徒歩で10分ほど
景色を楽しみながら、キャンプ場をめざす
訪問前の打ち合わせでは、島を訪れた人が楽しく簡単に取り組めて、お土産にもなる「工作キット」の制作を目標にしていた学生たち。そんな学生たちに藤田さんから、島に自生する植物や海水を利用できないかと提案がありました。
海辺に生えるハマゴウは、葉や実が爽やかな香りがすること、セイタカアワダチソウでバブルバスが作れるらしいこと、ハゼの木が和ろうそくの原料になるらしいなど、さまざまな知恵を教えていただきました。
人口約30人の馬島には、キャンプや海水浴で訪れる人がほとんど
島は藤田ご夫妻ともう1組以外は70代以上と高齢化が進む
学生たちは藤田さんのアドバイスも参考に、島の資源を集め持ち帰ることに。貝殻や流木、草花などを集めました。
馬島の自然に魅かれて参加した1年生の三明さん(広島女学院中学高等学校出身/広島県)と神垣さん(広島県立海田高等学校出身/広島県)
リーダーと副リーダーを務める2年生の小田さんと佐伯さん(共に広島県立広島観音高等学校出身/広島県)
最後に「島の時間をゆっくりと楽しみ、島を訪れた人が満足できる企画を、女子学生の感性で提案して欲しい」という藤田さんからのリクエストに応え、学生たちは様々なアイデアを提案しました。
島のスポットに島アイテムが入ったカプセルトイを置くことを提案
女性が一人で訪れて癒されるような時間の過ごし方の提案も
これから持ち帰った素材をもとに、馬島の魅力が伝わるアイテムを研究する学生たち。その成果を楽しみにしています。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。