熱いバトルを繰り広げる第8回デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテストを開催
2021.12.12
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11月6日工大祭で賑わう校内で、「デネブ杯争奪インビテーショナル英語スピーチコンテスト」(以下:デネブ杯)が開催されました。同コンテストは、学生の英語スピーチ力向上を目的に行われるもので、8回目を迎える今回は本学、広島大学、関西大学、同志社大学、立命館大学の学生14名が出場し、練習を重ねてきた成果を披露しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止から、2年ぶりの開催となったデネブ杯。
コロナ禍での新しい試みとして、対面・オンラインを併せた開催となり、本学の学生は講義棟三宅の森Nexus21の教室で、他大学の学生はオンラインで参加しました。今日は、本学学生たちの奮闘ぶりを紹介いたします。
コンテストは2部制で構成され、第一部は「Recitation Division(レシテーションの部)」。ここでは本学の学生が「所属している学科の紹介」をテーマに、あらかじめ用意されたスピーチ原稿を暗唱し発表します。
第一部は6名の学生が挑戦。学科での学びが将来どのように社会で役立つのかを語りました
英語の発音だけでなく、表情や身振り手振りなどの表現力も問われる
第2部は「Original Speech Division(オリジナルスピーチの部)」。各自がテーマを設定し、原稿を作成、発表するという難易度の高いスピーチに挑戦しました。
本学からは3名が参加。「知識を『フリーズドライ』せよ!」「『酵素』のような存在、大切な人」「村人が狼に食われてしまう!」など、それぞれが学んでいることを題材に、これまでの経験から得た考えや社会問題に対する自身の意見を発表しました。
高等学校時代の勉強を例に「フリーズドライ手法は、人間の記憶の定着にも応用できる」とスピーチした石黒 央斗さん(広島県立神辺旭高等学校出身/広島県)
冨田さん(野田学園高等学校出身/山口県)は、災害が増えている近年、避難指示に慣れてしまっていないかと童話「オオカミ少年」を例え警告。防災意識の高め方を提案
レシテーションの部で最優秀賞を受賞した伊藤さん(山陽女学園高等部出身/広島県)。来年はオリジナルスピーチの部で最優秀を狙いたいと意気込みを話す
冨田さんはオリジナルスピーチの部で特別賞を受賞
運営にあたった食品生命科学科の三熊教授は、「対面・オンラインを併せた新しい形式での開催で、大変意義のあるコンテストになったと思います。コロナ禍で学業と両立させながらの練習は大変だったと思う。その中で学生は年々レベルが上がってきています。来年度はE.S.S(English Speaking Society)所属の学生だけでなく、英語を磨きたいと思う学生が挑戦してくれることを願っています」と話していました。
「グローバル化する社会で、英語力のある理系人材の需要は高まっている」と三熊教授
今回の経験は、学生のプレゼンテーションスキルを向上するだけでなく、学生が将来社会で活躍するうえで大きな自信を育むことになるでしょう。
来年度も学生がポジティブに英語に取り組むための祭典としてデネブ杯を開催します。多くの学生の挑戦を待っています。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。