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オンライン上で気軽に「おしゃべり」して情報共有できる「Pecha Kucha」を開催

2021.12.28

このニュースは、クローズされました

本学のIoT・AI・データサイエンス教育研究推進センターが、バーチャルミーティングツール「SpatialChat」を使ったオンラインミーティング「Pecha Kucha広島工大 Vol.01」を開催。教職員と学生の約30人が参加し、AI・データサイエンスに関する話題で情報交換を行いました。

SpatialChatの特徴は「バーチャル空間内で話をしたい相手に自身のアイコンを近づけると会話ができる」というもの。アイコンを相手から遠ざけると、その人の声は聞こえなくなるため、バーチャル空間内で複数の話題が同時並行で進み、興味のある話題に参加して自由に「おしゃべり」できます。普段対面で会えていない人同士で雑談することも。

センター長の林教授は、
「会議などで利用するWeb会議ツールでは気軽に情報交換できる雰囲気を作りづらいため、バーチャル空間内を自由に動き回れ、話し相手を自由に変えられるSpatialChatを使ってみました。今回はAI・データサイエンスに関する4名の先生方の取り組みを話題に、自由に情報交換できる機会を設けました」と趣旨を説明しました。

SpatialChat画面。小さな円が参加者のアイコン

SpatialChat画面。小さな円が参加者のアイコン

4名の話題提供者が1名ずつ、AI・データサイエンスに関する取り組みをプレゼン

4名の話題提供者が1名ずつ、AI・データサイエンスに関する取り組みをプレゼン

前半は、各学部から4名の先生が話題を提供。
電子情報工学科・山田教授は「データトラストとAI」、情報工学科・加藤教授は「Neural Network Console(NNC)勉強中」、建築デザイン学科・杉田宗准教授は「建築の見方・モノをデザインする方法を変えるAI」、生体医工学科・槇准教授は「医療とAI」というテーマでプレゼンを行いました。

参加者は拍手などのアイコンを使って、プレゼンに対し意思表示

参加者は拍手などのアイコンを使って、プレゼンに対し意思表示

画面を4分割して、おしゃべりがスタート

画面を4分割して、おしゃべりがスタート

後半はバーチャル空間内のエリアを4分割し、話題提供者が各エリアで待機。
参加者は自分のアバターを動かし、情報交換したい先生に近づきます。最初に参加者の一人が「この点をもう少し聞かせてください」と話しかけ、話題が始まりました。そばで聞いていた別の参加者が「ここについては?」と違った角度から話を展開するなど、フリーなディスカッションが各エリアで発生しました。

研究データ取得における山田教授の工夫を聞き「改めて相談にうかがいます」という参加者も

研究データ取得における山田教授の工夫を聞き「改めて相談にうかがいます」という参加者も

加藤教授のNNC利用方法の紹介に、「意外と簡単なので自分も使ってみます」という参加者も

加藤教授のNNC利用方法の紹介に、「意外と簡単なので自分も使ってみます」という参加者も

杉田准教授の建築デザインへのAI活用の着眼点に多くの参加者が感心

杉田准教授の建築デザインへのAI活用の着眼点に多くの参加者が感心

槇准教授の周辺では、スマートウォッチの生体情報取得に関する話題が広がりました

槇准教授の周辺では、スマートウォッチの生体情報取得に関する話題が広がりました

林教授は、
「参加者の約7割が“気軽な意見交換に活用できる”と実施後のアンケートで回答されていました。今回のイベントで新たなアイデアや取り組みを得た方もおられ、気軽に意見交換できる機会の重要さを再認識しました」と語りました。

次回は、企業など学外参加者も交えた場にしたいとのこと。Pecha Kuchaの発展にご期待ください。