ユニークで温かな作品が勢揃い。「小学生プログラミング大会」広島県大会を開催
2021.12.24
このニュースは、クローズされました
本学と中国新聞社主催の「2021年度 全国選抜小学生プログラミング大会 広島県大会」が本学のHITイノベーション・ラボで開催されました。書類審査を通過した県内の小学生11名が、創意工夫を凝らし、ユニークで温かな視点を満載したプログラムを披露しました。
11名の小学生がプログラムを競い合いました
審査員や保護者が見守る中、堂々と自身の作品をプレゼン
小学生たちはプレゼン用のスライドや動画を自作して、1人3分の持ち時間で自分のプログラムを紹介。テーマも「リサイクル」「森林保全」「文字トレーニング」などバラエティーに富んでいました。
ゲーム感覚でアルファベットを学ぶプログラム
給食ルールを守らせることで先生の指導を助けるプログラム
歯医者の楽しさを実感できるプログラム
密を避けるため、参加者の半分は別会場で待機。別会場にもプレゼンの様子が中継されました
最優秀賞に輝いたのは堀田奈音さんの「密を回避してコロナを防げ!」です。
登場キャラクターが密な状態にならないように回避し、頻繁にやってくる新型コロナウイルスは消毒液で退治、ワクチンを得るとキャラの体力が回復するなど、ゲーム空間にコロナ対策が盛り込まれています。ビジュアルプログラミング言語のスクラッチを使いこなした力作です。
コロナを防ぐのに大事なことが、ゲームを通じて学べます
「スクラッチに3年取り組んだ成果が出せました」と堀田さん
アドバイザーとして大会に参加した松本教授は、
「事前準備がしっかりしており、発表もハキハキしていた。作品そのもののクオリティーも高い。とても素晴らしい大会だったと思います」
と大会を総括。
閉会の挨拶に立った中国新聞社の地域ビジネス局事業出版センター長・江口淳氏は、
「本大会をきっかけとして、チーム広島で、社会のみんなのためになる良いテクノロジーを築いていきましょう」
と語りました。
審査員も「テーマが素晴らしい」「利用した人が温かい気持ちになる」と絶賛
「家族や身近な人のため良いプログラムを作ろうという小学生の姿勢に感動した」と語る江口氏
堀田さんは、2022年3月にオンライン開催される全国大会に県代表として出場が決定。
「絶対に優勝する気持ちでがんばります」
と意気込みを語っていました。
ご参加いただいた小学生のみなさん、保護者の方々、開催にあたりご協力いただいた協賛社など全ての関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。