クリスマスを題材に文化の違いに触れる 異文化交流会開催
2021.12.25
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海外に留学したい、語学力を向上させたいという学生の思いを支援している国際交流センターが主催する「異文化交流会」が、Nexus21 10階のスカイテリアで行われました。
会が始まる前から積極的に話しかける学生の姿も
毎年、クリスマス間近に開催する交流会のテーマは、各国のクリスマス事情を通じて異文化への理解を深めることです。今年はなぎさ公園小学校の英語教員3人を迎え祖国のクリスマス事情をお話しいただいたあと、英語を使ったゲームするなど楽しい時間を過ごしました。
お招きしたのは、イギリス出身のMartyn先生、カナダ出身のColin先生、アメリカ出身のTiffany先生。それぞれの国のクリスマス事情についてについて、スライドを使いながらお話しいただきました。
左からMartyn先生、Colin先生、Tiffany先生。「温かい思い出があるクリスマス。それをみんなに共有できてうれしい」とMartyn先生
イギリスではディナーの後にドライフルーツがたくさん入った「ミンスパイ」を食べる
Tiffany先生はイルミネーションを観るためにドライブをした思い出を話す
カナダではツリーに使う木を選ぶことから準備がはじまるとColin先生
他にも、イギリスの年配者はサンタのことを「Father Christmas」と呼ぶこと、小さなおもちゃや紙の王冠などが入った「Christmas Cracker」はパーティーの必須アイテムであること、クッキーをたくさん焼いて配ったことなど、参加した学生は日本との違いに興味深く耳を傾けていました。
学生からは「日本のクリスマスとの違いで驚いたことは?」「今年のクリスマスの過ごし方は?」といった質問が
「Christmas Cracker」に初挑戦。中からは何が出てきたのでしょうか
後半は英語を使った雑学クイズに挑戦。「COUNTRY」「GEOGRAPHY」「CHARACTER」「FOOD」「ENGLISH」を題材にした出題を、3チームに分かれて競い合いました。
先生方は、「雪だるま」「トナカイ」「サンタ」の3チームに分かれ、学生とチームを組む
それぞれの項目ごとに設問が4つ用意され、時間内に解答を導く
「『鬼滅の刃』は英語でどう書くか」などの問題に、学生も本気で頭を悩ます
優勝したのはMartyn先生が加わった雪だるまチーム
ゲームで楽しく盛り上がり交流会は終了しました。参加した学生の松脇さん(安田女子中学高等学校出身/広島県)は、「それぞれの国の話は、知らないことも多く面白かった」と話していました。他にも、高校時代から積極的に英語を学ぶ大宅さん(広島市立舟入高等学校出身/広島県)は「クリスマスケーキの違いに驚いた。先生は生クリームたっぷりの日本のケーキに驚いていました」と笑い、「英語は得意ではないけれど、伝えたい気持ちだけで乗り切った」と話す山本さん(広島県立広島観音高等学校出身/広島県)は、積極的にクイズに答えるなど楽しんで交流会に参加していました。
国際交流センターから、ささやかなクリスマスプレゼントが
次回の異文化交流会は、1月にオンラインで開催予定です。たくさんの学生が参加して盛り上がるのを楽しみにしています。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。