1年の無病息災を願い「鏡開き」を執り行いました
2022.01.24
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新しい年の始まりに1年の無病息災を祈る神事「鏡開き」が、1月8日に本学新1号館ピロティで催されました。長坂学長をはじめ学生・教職員約60人が参列し、厳かに新年を祝いました。
厳かな雰囲気のなか神事が執り行われる
「鏡開き」は、本学の学生自治会執行部の学生が主体となって企画・運営する歴史ある行事の一つ。毎年1月に学生や教職員など本学に関わる人々の無病息災と繁栄を願い、執り行われています。今年は広島市西区に鎮座する三輪明神広島分祠の北崎勝史禰宜に斎主を務めていただきました。
参列者をお祓いする「修祓(しゅばつ)」から神事が始まる
教職員からは長坂学長、前原副学長、小黒副学長、吉田学生・教務センター長が参列
当日までの準備は学生自治会執行部の学生たちが中心になって行う
神様をお迎えした「神籬(ひもろぎ)」に祝詞を奏上し教職員・学生の無病息災と大学の発展を祈願
玉串奉奠(たまぐしほうてん)では、学長に続いて、副学長、教学支援機構学生・教務センター長、自治会執行部会長、体育会本部長、文化局局長、工大祭実行委員長が参拝。神事は滞りなく終了しました。
学生たちの発展を祈願する長坂学長
神事の後には、長坂学長が学生に向けて新年のあいさつを行いました。
「何かを行うときに目標がないと、人は全力では走れないものです。小さなことでもいいので目標を持ち、それを達成するために計画を立て、しっかりと実行していく。そんな1年にしてください」と締めくくりました。
withコロナのスタイルを模索しながら、授業や学生の活動を充実させると宣言する
「昨年は中止になった鏡開きを今年こそは行いたい、という学生の熱意に心を打たれました」と話すのは今年の鏡開き斎主を務めた北崎禰宜。「大学全体の発展を祈願する姿勢も素晴らしい」と行事に関わった学生たちに労いの言葉をかけてくださいました。
昨年2月に関西から広島へ来られた北崎禰宜。関西で本学の卒業生が多く働く企業で働かれたご経験があり、大学との縁を感じられたそう
自治会執行部会長の村本さん(山口県立岩国高等学校出身/山口県)は「年明けからコロナウイルスの感染が拡大してくるなか、執り行うことができたことが嬉しい。引き受けてくださった神主様、サポートしてくれた教職員の皆様にも感謝したい」と無事に終えた感想を話してくれました。
思うように行事が行えないなか、今年こそはと昨年の10月から準備を進めてきた
本年も学生たちが実りある大学生活を過ごせるよう、教職員が一丸となりサポートしていきます。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。