華やかな舞台で練習の成果を存分に発揮 第53回冬の芸術展
2022.01.19
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学生自治会文化局の学生が主催する「第53回冬の芸術展」が12月4日、「三宅の森 Nexus21」にあるデネブホールで開かれました。冬の芸術展は音楽系サークルによる演奏会で、学生たちは日頃の練習の成果を思う存分発揮。締めくくりには、ゲストアーティストとして2021年にメジャーデビューを果たした「reGretGirl」も登場し、熱く盛り上がる1日となりました。
出演サークルは吹奏楽部、和太鼓サークル鼓遊会、グリークラブ、軽音楽部、ロック部、フォークソング部の6つ
昨年度に引き続き一般開放はせず、出演サークル数も縮小して学内関係者のみの観覧としました。今年度もコロナ禍の影響を受け、どのサークルでも思うように練習できない期間がありました。しかしすべてのサークルがその影響を感じさせない、堂々とした演奏を披露。広いホール全体に、時に勇壮で力強く、時に繊細な旋律の演奏が響き渡ります。
迫力ある演奏を繰り広げ、観客を沸かせた和太鼓サークル鼓遊会
学内式典や定期演奏会などの再開が待ち望まれている吹奏楽部
グリークラブは、低音域から高音域まで息の合ったアカペラを披露
ジャズを中心に演奏する軽音楽部は、小粋な時間を演出
学生が企画・運営する同イベント。学生たちは、このような状況下でも円滑に開催できるよう昨年度作成した新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインに則り、入口での検温や消毒、会場内の導線、間隔を開けた座席利用などの感染防止対策を講じました。
来場者に消毒や検温への協力を呼びかけ
演奏や司会の合間にマイクも消毒
昨年度はコロナ禍で文化局の新入生勧誘も思うようにできませんでしたが、今年度は1年次生が約40人入局しました(全局員合計約60人)。昨年度まで放送部に任せていた司会も、1年次の文化局員が交代で務めました。
演奏の合間には司会者が出演者にインタビュー
冬の芸術展実行委員長を務めた帆前さん(広島県立安芸府中高等学校出身/広島県)は、「音楽が大好きなので、今学んでいる建築系の仕事に就く前に一度は音楽イベントに携わってみたくて実行委員長を引き受けました。今年度のテーマは『晴‐ハル‐』。コロナ禍でたくさんの晴れの日を失ってきた世代に、飛び切りの晴れの日を作りたいと思い、このテーマに決めました。受け取った人の心を揺さぶるような舞台になっているといいなと思います」と笑顔で話してくれました。
「準備期間に県外での長期インターンシップが入り、報連相(報告、連絡、相談)の大切さを実感しました」と帆前さん
今年度も学内のみのイベントとはなってしまいましたが、学生たちはさまざまな役割を分担して果たすことで大きな学びを得ています。さらなる盛り上がりに、ぜひご期待ください。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。