衛星設計コンテスト アイデアの部で日本機械学会 宇宙工学部門一般表彰 スペースフロンティア賞を受賞
2022.02.28
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昨年11月にオンラインで開催された「第29回衛星設計コンテスト」に、機械システム工学科 大島ゼミ所属の学生チーム「CIAO ITALIA」が出場。日本機械学会 宇宙工学部門一般表彰 スペースフロンティア賞を受賞しました。
左から大島助教、山田さん、村上さん、桑田さん、丸岡さん
衛星設計コンテストは、高校生から大学院生までを対象に、宇宙空間を利用する新しいアイデアを考案し、実現のためのミッションを設計するというコンテスト形式の教育プログラムです。
学生たちはオンライン開催という制限された状況の中、これまで利用されたことのない地球まわりを逆行する周期軌道上で、彗星を待ち伏せして探査するアイデアを提案。
さらに、43チーム中4チームのみが選出された最終審査会(アイデアの部)にて、提案ミッションの具体的な実現方法を発表しました。
その結果、本提案は将来の彗星探査の一つの道標になるチャレンジングなものと評価され、日本機械学会 宇宙工学部門一般表彰 スペースフロンティア賞を受賞しました。
コンテストにて提案した彗星探査ミッションの概要図
受賞した山田さん(広島市立広島工業高等学校出身/広島県)、村上さん(山口県立下関工業高等学校出身/山口県)、桑田さん(崇徳高等学校出身/広島県)、丸岡さん(広島県立大門高等学校出身/広島県)は、
「初挑戦のコンテストで試行錯誤の連続でしたが、皆と協力し合いながら頑張ったことが結果につながったと思います。受賞という結果を残すことができて良かったです。」
と話してくれました。
大島助教は、「ゼミ生たちが卒業研究の一環として努力した結果が、このような形で評価され、大変嬉しく思います。来年度からも独創的なアイデアを提案できるよう、研究活動に邁進します」
と語りました。
卒業研究の一環として行ったこの研究は、ゼミの後輩へと引き継がれていきます。