本学学生が2021年度中国新聞キャンパスリポーター最優秀賞を受賞。表彰式が行われました
2022.03.28
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2021年度中国新聞キャンパスリポーター賞表彰式が、2月26日に中国新聞本社で行われました。本学から食品生命科学科4年の近藤令奈さん(広島県立広島井口高等学校出身/広島県)が、最優秀賞に選ばれました。近藤さんの最優秀賞受賞は、昨年に続いて2回目となります。
近藤さんの群を抜いた出稿本数も評価の対象になった
キャンパスリポーターとは、中国新聞と教育ネットワーク中国が2008年から始めた制度で、学生が大学内外のニュースや話題を学生ならではの視点で取材・執筆し、中国新聞の紙面やWebサイトで発信する活動です。今年度は14大学61名がリポーターとして活動し、その中から年間を通して優れた活動をした学生を表彰。2021年度は7大学から学生7名が選ばれました。
人力飛行機部や基礎理論工学研究会など、広島工業大学らしいサークル活動など数多くの記事を出稿した近藤さん。「コロナ禍で学生が減ったキャンパスのごみ収集場を野生動物が荒らしている」「就職活動向けにメーク講座」などニュース性と時節を意識した記事も高く評価されました。
他にも新人リポーターの研修会で講師を務めたり、2021年10月末の総選挙で中国新聞ウェブ特番のキャスターも務めたりするなど積極的に関わる姿勢も評価され、このたびの受賞につながりました。
教育ネットワーク中国代表理事でもある本学の長坂学長が一人ひとりを表彰した
長坂学長は「これからも言葉の力を信じて、自分が感じたことを発信することを続けて欲しい」とお祝いの言葉を学生たちに贈りました。
受賞者代表として、あいさつを述べる近藤さん
「中国新聞社の方のアドバイスや取材先の協力など、周りのサポートがあっての活動です」とこの1年を振り返る近藤さん。「生活が便利になるにつれ、人と人のコミュニケーションが失われてしまうように感じています。しかし、この活動は多くの出会いや発見ができます。この活動で得た知識や経験は、これからも私たちの背中を押してくれると確信しています」と受賞の喜びを伝えました。
高校時代に新聞でこの表彰式を紹介する記事を目にしたという近藤さん。
自分もこのような活動に参加し、表彰されたいと憧れたと話します。そんな憧れを叶えた近藤さんがこの活動を始めたきっかけは、自身が経験した楽しい大学での出来事を多くの人に知ってもらい、大学は難しい勉強をするだけではないことを知ってほしいと思ったからなのだそう。
「最後の2年はコロナ禍でも負けずに頑張っている人やその魅力を発信する面白さが活動の原動力になっていました」と話してくれました。
「この活動の楽しさを後輩にも伝えたい」と語る
春から社会人になる近藤さんですが、この経験を生かして頑張ってほしいと思います。
また、近藤さんに続くキャンパスリポーターの活躍も期待しています。