学生の生の声を聞かせて欲しい~学長オフィスアワーを実施しました
2022.03.03
このニュースは、クローズされました
学生と学長が直接意見交換をする『学長オフィスアワー』を、新しい取り組みとして設けました。3~5人の学生と学長がオンラインで約1時間にわたり談笑を交わしました。この取り組みは、学生の意見を大学の教育研究活動や運営等の参考にする目的で実施しています。
学長室に学生を招き対面で行う予定だったが、急遽オンラインに
2022年1月に、広島県にまん延防止等重点措置が適用されたことを受け、本学では授業をオンラインに切り替えました。これにより学長オフィスアワーもオンラインで開催。1回目は情報システムメディアセンターのサポート学生などのピア・サポート学生5人が参加。2回目は女子学生キャリアデザインセンター(通称:JCDセンター)で活動している学生3人が参加しました。
1回目は1年次から大学院生まで、所属する学科も異なる5人が集まる
初めに学長から「オンライン授業について良かったこと、良くなかったこと」について問いかけがありました。良かったことには「時間の使い方が変わり自己の成長になった」「通学時間がかからないので自分の自由に使える時間が増えた」「白板や資料が見やすい」などの声が聞かれました。反対に「わからないことを教授や友達にすぐに確認できない」「授業に誰が出席しているのかがわからない」「大学にいれば自然に友達はできるが、積極的に友達を作る必要があった」などの不安も打ち明けていました。
2回目はJCDセンターで活動している学生3人が参加
その他の主な意見交換の内容
・チューター制度※1について
・HITポイント制度※2について
・学内施設の充実について
※1 チューター制度:高校の学級担任またはホームルームの先生に相当するもの。より良い大学生活が送れるよう指導するとともに、個人的な相談にも応じる。
※2 HITポイント制度:社会で必要とされる「人間力」を向上させるため、自らの成長につながる行動を可視化する指標として設定。対象になる大学行事への参加などに応じてポイントが授与され、高ポイント取得者には表彰などが用意されている。
「いつでも気軽に話しかけて欲しい」と学生に語り掛ける長坂学長
最後に「広島工大生としての満足度」を100点満点で何点か聞いたところ、「サポートが手厚い」「さまざまな経験ができる」などの理由で、8人中7人が80点以上と答え、中には100点をつける学生もいました。唯一、70点をつけた学生は、「入学してからの授業の大半がオンラインだったため、大学生という実感がまだあまり持てていないから」と理由を答えていました。
長坂学長は「普段は学生の前に立ち、一方的に話すことがほとんど。こうして学生と直接話し合えて良かった」と締めくくりました。
学長オフィスアワーは今後も継続して開催予定です。学生たちの生の声に耳を傾け、より充実したキャンパスライフが送れるようサポートしていきます。