大連理工大学との連携で、約4週間にわたる中国語のオンライン語学研修を実施
2022.04.28
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本学は「海外に留学してみたい」「語学力を磨きたい」という学生の支援にも積極的です。コロナ禍の現在は、オンラインによる語学研修・留学の機会を提供しています。
そうしたプログラムの一つとして、中国・大連理工大学のオンライン語学研修を実施。参加学生は約4週間にわたって、語学研修を通じ中国の文化や慣習を学びました。
中国・東北地域の有力な理工系大学である大連理工大学のオンライン語学研修
研修には他国の大学生も参加。国際色豊かな仲間が集い、刺激を受けました
研修は午前・午後に各1コマ(90分)ずつ実施。各コマは、スピーキング・リーディング・リスニングあるいは総合演習と、テーマが設定されています。講師から意見を求められることも多く、学生は緊張しながらも懸命に中国語で自分の意志を伝えていました。講師から「あなたの発音はとてもわかりやすい」と評価されると、学生は嬉しそうでした。
中国語の独特なイントネーションを学びました
日常的なやり取りを例文に、実践的な中国語会話を習得
講義では、中国の文化や慣習についてのトピックスが紹介されました。
その一つが中国結びの飾りです。
「中国にはさまざまな種類の中国結びがあり、好みの色のひもを織り合わせてカラフルな結び目を作り、ハンドバックにかけるなど気軽な装飾の一部として利用しています」
という講師の紹介に、学生たちは耳を傾けていました。
また、中国の陶磁器とお茶のマナーについてのトピックスもありました。
「急須からお茶をガラスポットに入れます。その後ポットを左手で持ち、その左手を右手で支えるようにして、ポットからカップへお茶を注ぎます。最初にお客さまのカップへお茶を入れ、自分のカップに入れるのは最後にします」
お茶は日本人にも馴染みの深い飲み物ですが、慣習の細かな部分には違いがあることもわかりました。
ひもを使った中国結びについて、中国語で紹介がありました
お茶の入れ方。細かなマナーや茶器の使い方で、日本と違いがあります
一定の条件を満たす学生には5万円、または10万円の支援金を支給するなど、費用面のサポートも充実。コロナ禍の中ではありますが、本学はさまざまな角度・手法で、学生たちのグローバルな挑戦を応援します。