TEAM HIROSHIMA SDGsの企画による高校生・大学生・社会人合同ワークショップを本学で開催
2022.04.12
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本学は、SDGs実現に取り組む広島県内の法人が集まったプロジェクト「TEAM HIROSHIMA SDGs」に参画しています。同プロジェクトの企画により、企業と高校生・大学生が交流しながらSDGsへの理解を深める「かけアイワークショップ」が、本学Nexus21の10階スカイテリアで開催されました。
協賛企業の若手社員と広島工業大学高等学校・広島なぎさ高等学校の生徒、及び本学の学生、約60名が参加
社会人と高校生・大学生が、世代を越えて意見交換
協賛企業が自社のSDGs活動を紹介した後、ワークショップはスタート。
高校生・大学生・若手社会人が4~5名のグループになり、「かけアイ」に取り組みました。
「かけアイ」とは2種類のカードを使ったカードゲーム。一方は「幸福感が高まる」「海や森林を守る」などSDGsに関連する「欲求」カード。もう一方は「学校」「スポーツ」「広告」など、場所や活動を表す「お題」カード。両者を自由にかけ合わせ、実現するアイデアを出す、というものです。
緑の欲求カードと青のお題カードをかけ合わせ、アイデアを出します
ファシリテータの(株)電通・寺田昌樹氏は「他人の考えに乗っかるのがポイント」とレクチャー
"海や森林が守られる""スポーツ"というかけアイで、
「ゴミ拾いをスポーツにする」
"リサイクルがよくわかる""塾・学校"というかけアイで、
「卒業生のメモ付き教科書を、在学生に貸し出す」
など、アイデアは広がります。
1グループで30~50程度のアイデアが生み出されました
ワークショップの様子を撮影する(株)広島ホームテレビ
次にグループ内の最も面白いアイデアを発表。リサイクルや幸福拡大につながるユニークな企画が紹介されました。
「"どちらがより相手を幸せにしたか"を競うスポーツ」を発表するグループ
「雲や山々をスクリーンに見立て、広告を投影する技術」を発表するグループ
見学していた企業・学校の関係者からも
「SDGsのヒントがたくさんあった」
「社会人の意見に触れ、学生・高校生も勉強になった」
と好評。
本学SDGs推進センター・センター長の内藤教授も、
「他人の考えに"乗っかる"と、アイデアは発展する。これはいろんな分野で応用できる」
と感想を語りました。
「短時間でこれほどアイデアが出るのだと驚いた」と内藤教授。
ワークショップ開催にご協力いただいた企業の方々、厚く御礼申し上げます。
「TEAM HIROSHIMA SDGs」を始め、本学は今後も、さまざまな機会を通じてSDGsに貢献していきます。