半世紀以上の歴史を持つ「工大献血」に、今年も多くの学生が協力しました
2022.08.25
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広島工業大学では、学生自治会献血会が中心となり「工大献血」を毎年3回実施しています。工大献血は50年以上続く、本学の伝統行事の一つ。本学はこの活動をはじめ、日本赤十字社の活動に対する各種支援が評価され、日本赤十字社広島県支部の赤十字サポーターに学校法人第1号として認定されています。
会場は学生の往来があり、立ち寄りやすい講義棟Nexus21の4階エスカレーター付近に設置
3台の献血バスが来学
今年度第1回目の工大献血は6月21日から3日間行われ、学生は授業の合間や昼休みなどを使い、献血に参加しました。会場では問診票の記入から始め、受付、タッチパネルを用いた問診、医師による血圧測定・問診、血液検査を受け、問題が無ければ献血バスへ移動し献血をします。
主催した学生自治会のメンバーが積極的に献血の協力を呼び掛ける
友人と誘い合い、献血に参加する学生の姿も
今回で3回目の献血となる菅崎さん(広島県立広島観音高等学校出身/広島県)。「学内のポスターなどで実施日をチェックしている」と話す
初めての献血で緊張している安平さん(広島県立宮島工業高等学校出身/広島県)。「前からやってみたかったので、大学だと安心して参加できる」と話す
広島県赤十字血液センターの杉さんは「さまざまな学校で献血協力をお願いしますが、献血バス3台を用意するのは広島工大だけ。献血者数もトップクラスを誇ります。若い世代の献血者が減少傾向にあるなか、多くの学生が協力してくれるのは嬉しいことです」と話します。また、学生時代に献血の経験があると、その後の献血参加率も高くなるといいます。「大学という慣れた環境なので、学生さんもリラックスして参加できるのでは。よりたくさんの学生に協力してもらえるとうれしいです」。
積極的に学生に献血参加を呼び掛けていた広島県赤十字血液センターの杉さん
今回の献血では、3日間で475人が参加しました。今年度の工大献血はあと2回予定しています。次回は9月、本学では多くの学生に参加を呼びかけ、献血の推進に協力していきます。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。