広島工大の学びやキャンパスライフを体験できる「夏のオープンキャンパス」を実施しました~後編~
2022.10.19
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8月21日に、この夏2回目となるオープンキャンパスを実施しました。中四国、関西、九州地区からは計26路線の無料送迎バスも運行し、広島県内外の高校生や保護者の方々約1,800名が来場され、本学の学びに触れていただきました。
当日は学生が主体となり、自分たちの研究や大学生活などについて紹介
オープンキャンパスでは、12学科それぞれが、体験や見学ができる多彩なプログラムを用意しました。今日はその一部をご紹介します。
超スマート社会の実現を支える技術者になるための専門知識や技術を学ぶ「情報工学科」では、宮島をジョギングする「映像・音楽付きルームランナー」の体験ができました。これは漕ぐ速度に合わせて宮島の景色が再生され、風景を楽しみながらジョギングし、コロナ禍での外出自粛やリモートワークなどによる運動不足の解消に役立ててもらおうというもの。体験した高校生からは、その仕組みに驚きの声が聞かれました。
情報学だけでなく経営学やマーケティングなども学び、情報を利活用し社会的価値を創造できる技術者をめざす「情報コミュニケーション学科」では、「疑似外出体験システム」を紹介。没入感メディアにより外出気分を満喫できる研究を紹介しました。
動きに合わせて、自動作曲システムで作曲された音楽も流れる
大画面に映し出された大学構内の映像は迫力満点。手元のコントローラーを操作すると、構内を散策できる
「建築工学科」では、「構造模型の製作と振動実験」を体験。参加した23名の高校生が4つのチームに分かれ構造模型を製作しました。筋交いの素材をゴムや紙、釣り糸など工夫をこらした模型に振動を与え、それによる歪みの差を測りました。「建築デザイン学科」では広島県産の杉の端材を使った箸づくりに挑戦。併せて「木を使うということ」についてのミニ講義もあり、木材が生み出す循環型社会の在り方についても学びました。
振動の強さを変えて実験を行う。自作した模型の強度を数値で確認した
木材の香りが溢れる木工房でカンナを使った作業に集中する
「食品生命科学科」を訪れていた高校3年生の高先さんと大平さんは、7月のオープンキャンパスにも参加してくれました。ふたりは1日中キャンパス内を回り体験や見学をしたそうです。「研究内容も先輩方と話すのも楽しいので、また来ました」と話してくれました。
犯罪捜査でも用いられるルミノール反応を体験
このほか、キャンパスライフについて先輩に相談できるコーナーや、卒業生の話を聞く講演会など、広く大学について知ってもらえる機会を用意。さらに詳しく知りたい人には総合型選抜(学科課題型)入試対策講座や、学科選びに迷う人には学問選び相談を、最新の入試や就職状況、学費などが知りたい保護者の方に向けて保護者講演会なども行われました。
大学での学び生かしそれぞれの進路で活躍する卒業生たち。学生時代もさまざまなことに挑戦していた
本学は「専門分野が深く学べる」「キャリアサポートが充実している」「1級建築士の合格者数」など各項目で、中四国NO.1に選ばれている
短い時間でしたが、本学について知っていただけたのではないでしょうか。高校生の皆さんの進路選択に参考になれば幸いです。
本学では随時キャンパス見学会なども実施しています。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。