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女子学生が企画・制作・パーソナリティまで!「JCDキャロットラジオ」

2022.12.01

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女子学生のキャリア形成や就業支援を目的に活動している女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)には、女子学生が主体となり企画・運営に携わるさまざまなプロジェクトがあります。「JCDキャロットラジオ」もその一つ。女子学生自らラジオ番組を企画しパーソナリティとして大学の魅力や学生の日常を発信しながら、企画力や発信力を鍛えています。

この日は全8回の最終日。スタジオ入りにも慣れてきた様子の学生たち

この日は全8回の最終日。スタジオ入りにも慣れてきた様子の学生たち

JCDキャロットラジオは、2012年度からFMちゅーピーで放送をしており、今年度は6月7月に4回、10月11月に4回の計8回放送しました。今回は水曜日の18時35分から18時55分までの20分間がJCDキャロットラジオの放送時間で、学生たちは授業が終わると土橋町にあるFMちゅーピー収録スタジオ(中国新聞ビル内)に入り、17時過ぎから打ち合わせを開始しました。

「もう少し大学の話題を増やそう」などと微調整をしながらリハーサルを繰り返す

「もう少し大学の話題を増やそう」などと微調整をしながらリハーサルを繰り返す

台本を手にタイマーで時間を計りながらリハーサルを繰り返します。この日のテーマは「一年の振り返り」。これまでの放送を振り返り、それぞれの思い出を語ります。番組前半では各メンバーを紹介した放送で性格診断ツールを使ったこと、知らなかったお互いの一面が知れたことなどを、後半では学生生活の思い出やクリスマスや年末年始の過ごし方、来年迎える成人式の話題でも盛り上がりました。

雑談からトークのアイデアが生まれることも。自然な会話の流れを意識

雑談からトークのアイデアが生まれることも。自然な会話の流れを意識

本番に入ってもリハーサル通りスムーズに進行する3人

本番に入ってもリハーサル通りスムーズに進行する3人

「初めのころを思えば自然に話せるようになりました」と語るのはリーダーの森さん(広島県立広島井口高等学校出身/広島県)。1年次に参加したJCDウェルカムセミナーでキャロットラジオを知り活動に参加したのだとか。「人と話すのが苦手でしたが、今では話すことも好きになり、授業での発言もできるようになりました」とJCDセンターでの経験で得た成長を教えてくれました。
同じくメンバーの福島さん(長崎県立西陵高等学校出身/長崎県)は「人前で話すのが上手くなりました。何分で話すという感覚も身についたように思います」。楠瀬さん(広島県立五日市高等学校出身/広島県)は、「声だけで知らない人に向けて情報を伝える難しさを経験したことで、普段からわかりやすく伝わるにはと考えて話すようになりました」と語ります。

穏やかに落ち着いた口調でメンバーをフォローする森さん

穏やかに落ち着いた口調でメンバーをフォローする森さん

番組を一緒に進行するDJ山本修治さん

番組を一緒に進行するDJ山本修治さん

「3人が抜群のチームワークで全放送を乗り切ったのは頼もしい限りです」と女子学生たちをねぎらうDJの山本修治さん。「直接会いながら活動できる環境が戻りつつある中、同年代の若者が集まって取り組む姿は尊いものだと感じました。学生時代の良い経験にして、これからの人生に役立てて欲しいです」と話してくれました。

JCDキャロットラジオでは、年明けにFMはつかいちでの放送も予定していますので、ぜひお聴きください。
これからますます必要とされる情報発信力。JCDセンターでは、この活動を引き続きサポートしていきます。

※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。