学術系からサブカルまで、文化系サークルの祭典『学科展』~工大祭2022
2023.02.01
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11月5日・6日に行われた第61回工大祭のメイン企画のひとつである『学科展』。学科や文化系サークルの学生が、日頃の成果を発表するために自主的に企画・運営を行うものです。本年度は13の団体が参加し、工大祭を盛り上げました。
学科展は講義棟Nexus21の各教室で開催。1階エントランスでは人力飛行機部の学生たちが制作した機体やこれまでの成果をパネルで展示。2017年の「鳥人間コンテスト」滑空機部門に出場をした同部は、来年度の出場に向けて日々機体の調整に励んでいます。
テレビドラマでも取り上げられ注目が高まる人力飛行機
同じく1階ではSDGsへの関心が高い学生が集まって結成された学生団体HIT SDGs Action Members(SAM)が、フリーマーケットを開催。地球環境学科の米田さん(広島工業大学高等学校出身/広島県)、和田さん(広島県立広島国泰寺高等学校出身/広島県)、水口さん(愛媛県立伊予高等学校出身/愛媛)は「こうした活動を通じて、SDGsへの関心を高めていければ」と話してくれました。
フリーマーケットの売上金は全額日本赤十字社へ寄付する予定
4階では鉄道研究部が廿日市駅などを模した大型ジオラマを展開。会場を訪れた人たちを丁寧に出迎え、研究してきた鉄道について熱く語る姿が見られました。
子どもたちにも大人気のスポット。これを楽しみに訪れた人も
7階、8階の各教室では、基礎理論工学研究会、ロボット研究部、写真部、建築デザイン匠会、美術部、A.I.C.、科学部、映画研究部&コマ撮り研究部が日頃の成果を披露しました。
建築デザイン学科 匠会では、各ゼミの研究内容の紹介や作品を展示
電子機器を収集し研究する科学部では、古い機器に機能を追加する研究なども行う
2足歩行ロボットを研究し、大会出場もめざすロボット研究部
音楽、グラフィック、ゲームの3班で活動する基礎理論工学研究会。自作ゲームの体験スペースを用意
理工系の本学でも、絵や音楽、映画製作や写真など創作活動に力を入れる学生たちもたくさん在籍しています。A.I.C.では小説やイラストなどを創作。上垣さん(第一学院高等学校出身/兵庫県)と小田原さん(鳥取県立米子工業高等学校出身/鳥取県)と宮田さん(広島県立庄原格致高等学校出身/広島県)は、学科展の作品テーマを「秋」に決め、作品を展示しました。
毎年、学生が書いた小説を本にして配布している
自分を変えたいと映画研究部に入部した和知さん(広島工業大学高等学校出身/広島県)と表現に興味があり脚本や演出を手掛ける飯塚さん(広島県立高陽高等学校出身/広島県)
写真部の杉浦さん(広島市立美鈴が丘高等学校出身/広島県)は花の撮影が好きなのだとか。篠村さん(島根県率米子工業高等学校出身/島根県)は自転車で出掛けた先で撮影をするそう
美術部では来場者にも参加してもらいたいとモザイクアートを企画。シールを用意し見本の絵になるよう貼ってもらう
文化系サークルにとって大きなイベントを無事に終えることができました。学生たちは新たな作品の制作に取り掛かっています。これから生まれる作品も楽しみにしています。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。