地元企業で活躍する卒業生が、仕事のリアルを語る就活セミナーを開催~電子情報工学科
2023.02.27
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本学の卒業生は、地元を中心に多くの企業で活躍しています。そんな卒業生をキャンパスに招き、仕事や業界についてリアルな話を聞こうという就活生向け業界研究セミナーが、電子情報工学科で実施されました。
講師を務めてもらったのは、2020年3月に同学科を卒業し、(株)日本製鋼所(JSW)広島製作所に勤務する藤井健太さんです。
セミナーに参加した学生と、講師を務めてくれた卒業生の藤井さんと同僚の方
世代が近い卒業生なので、学生はリラックスしてセミナーに臨めました
藤井さんは最初に、日本製鋼所について紹介。116年の歴史があり、産業機械を開発・提供しており特にプラスチック関連が強いといった特徴を説明しました。
続いて、自らの仕事内容の紹介です。
「産業機械を作るためには、機械、電気、ソフトウェアなどさまざまなエンジニアが協力して設計を進めます。私が担当するのは、電気部分のハード設計です。担当は電気ですが、機械のこともわかっていないといけないし、製造に関する知識も不可欠です」と、難しさややりがいについて語りました。
福利厚生や事業目標などについても紹介する藤井さん
メモを取りながら、藤井さんの話に耳を傾ける学生たち
後半は質疑応答です。参加学生は次々に手を挙げました。
「残業は多いですか?」
「休日休暇は?ワークライフバランスは?」
といった、待遇面の質問もあれば、
「なぜ日本製鋼所を志望したのですか?」
「大学生のうちにやっておいた方がいいことは?」
など、就職に関わるものまで。藤井さんはどの質問にも真摯に応えてくれました。
参加した学生のほぼ全員が質問していました
本音の質問に対し、藤井さんも卒業生として本音で答えてくれました
セミナーを終えた藤井さんは、「私たちの仕事は、コミュニケーションが重要になります。後輩にそういったことまで理解してもらえたら嬉しいですね」と笑います。
電子情報工学科の升井准教授は、「卒業生はいろんな業界に就職しており、“後輩のためなら”とキャンパスへ足を運んでくれます。彼らの力を借り、就活学生にさまざまな選択肢を提示したいと思います」と語りました。
「今日の話が後輩の就活の役に立てば嬉しい」と藤井さん
「卒業生たちが活躍する姿に、学生は刺激を受ける」と升井准教授
本学は今後も、就活や将来の上で意義の大きなイベントを開催していきます。
ご協力いただいた藤井さん、及び日本製鋼所の関係者の方々、ありがとうございました。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。