地球環境学科で卒業生との交流会を開催しました
2023.03.14
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地球環境学科3年次生を対象とした卒業生との交流会が行われました。2019年に卒業した若手の先輩から2003年卒業の大先輩まで、年齢も違えば活躍している業種も異なる卒業生7名が在学生と交流しました。
地球環境学科で交流会が開かれるのは3年ぶりのこと
冒頭で地球環境学科の岡准教授は「卒業した年度も違えば、働いている業界も異なる先輩方が集まってくれました。地元で働く人もいれば、全国区で活躍している人、家庭がある人など背景もさまざまです。ここでは就職情報サイトでもわかるような業務内容ではなく、プライベートも含め先輩方のリアルな話を聞き、自分たちの将来を思い描く時間にしてください」と学生に向けたメッセージを送りました。
今回の企画を担当した岡准教授
この日交流会に参加してくれたのは 2019年卒業の(株)荒谷建設コンサルタント下野さん、西日本旅客鉄道(株)梶本さん、2017年卒業の日特建設(株)上田さん、新菱冷熱工業(株)上田さん、2014年卒業の(株)アーヴェル山本さん、2009年卒業の(株)ロジコム久保さん、2003年卒業の(株)パスコ古本さん。入社4年目~6年目の若手から、10年以上になるベテランまで幅広い年代の先輩が集まってくれました。
それぞれ10分~15分という短い時間でしたが、自己紹介も兼ねて現在の仕事内容や人生の分岐点になったことなどをお話しいただきました。
結婚、出産などで変化する暮らしを考え地元企業への就職を決めたと話す下野さん
自分の好きなことを極め、鉄道会社に就職した梶本さん
この日のために名古屋から参加した上田さんは「後悔しない選択をしてください」とアドバイス
人事担当でもある久保さんは、学生に人事の本音を伝えてくれた
講演が終了した後は教室を移動し、学生と卒業生がフランクに話し合える座談会を行いました。学生たちは5~6人に分かれ、話を聞いてみたい先輩のもとを訪れ、先輩方もざっくばらんに学生からの質問に答えていました。
座談会は1回20分を4回転し、学生たちは席替えをしながら先輩方の話を聞く
最後に各テーブルから1人ずつ今日の感想を発表しました。学生からは「就職先を選ぶ視野が狭くなっていたことに気が付きました。大学での学びを生かすだけでなく、自分がどんな生き方がしたいかも考えたいと思いました」「まだまだ調べ切れていない企業があると知りました」「10年20年後の自分を考えるという話が響きました」「正直、就職は前向きに考えられなかったのですが、先輩の『自分がレベルアップする』という話や楽しんで働いている話でやる気が出ました」などの声が聞かれました。
「今日の話をこれからの就職活動に生かしたい」と話す
最後に先輩方から「いつでもサポートします」と心強い言葉をいただいて交流会は終了した
今回の交流会が学生の皆さんにとって、これからの進路を考える際の参考になればと思います。ご協力いただいた先輩方もありがとうございました。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。