3日間で250社以上の企業を招き学内合同の業界研究会を開催
2023.04.14
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2024年卒の学部3年次生と大学院1年次生を対象とした学内合同の業界研究会を3日間に渡り開催しました。3日間で254社が出展。3月から始まる本格的な就職活動を直前に控えた大規模なイベントとなりました。
3年ぶりの対面開催に、学生も緊張感をもって参加
第一印象となるスーツの着こなし。入場時に職員がアドバイス
当日は地元広島の企業をはじめ、東京や神奈川、愛知、大阪など、全国各地からご参加いただきました。業種も建設業、製造業、運輸業、情報通信業、サービス業など多種多様な企業がそろいました。
準大手ゼネコンの株式会社熊谷組のブースは建設業をめざす学生で賑わっていました。会社概要の説明後には、2018年度卒業生の長尾さんが、現在の仕事について説明をしました。現在は山口県で病院の建設に携わっているという長尾さん。仕事でのやりがいや熊谷組に就職を決めた理由、学生時代にやっておいた方がいいことなどを話してくれました。
社風についてなど積極的に質問する参加学生たち
西日本旅客鉄道株式会社のブースでは、社会インフラ企業として、鉄道の安心・安全を支える各事業や取り組みについての説明がありました。車両、施設、電気、IT、運輸など多岐にわたる職種があること、総合職とプロフェッショナル職と多様な働き方があることなどが紹介されました。
建築・土木・情報など本学の学生が活躍できるフィールドは多い
情報学部の学生が多く訪れていた株式会社ISIDインターテクノロジー。社会や企業のDXを支援している同社の仕事や充実した研修プログラムなどについて紹介していただきました。
将来はSIer(エスアイヤー)をめざしたいと話す学生
参加した学生の高橋さん(広島県立呉宮原高等学校出身/広島県)と平石さん(島根県立飯南高等学校出身/島根県)は「これまでオンラインの説明会にしか参加していませんでしたが、対面だと質問もしやすいし企業の雰囲気もよくわかります」と話していました。
この後もIT関連の企業を中心に説明を聞きに行くと話す
生物調査関係の仕事に興味があるという美馬さん(徳島県立小松島高等学校出身/徳島県)、建設コンサルタントに関心がある早川さん(金光学園中学・高等学校出身/岡山県)は「企業の方と対面で話せる機会は貴重なので大切にしたい」と意気込んでいました。
ここで初めて知った企業もあり視野が広がったという
企業の説明会等就活イベントは、コロナ禍で対面での開催が激減し、オンライン開催が主流となり、学生たちの就職活動も大きく変化しました。
本学のキャリアセンター センター長を務める川上教授は「これだけの企業を招いて対面で開催するのは3年ぶりのことです。コロナ以前はこの業界研究会は就職を控えた学生たちにとって大きなイベントの一つで、ここで出会った企業に就職した学生も多くいました。先輩たちからのアドバイスを受けて、次の学年もこの会を活用していたのですが、その文化が途切れてしまっているのが現状です。オンラインが主流になった今だからこそ、直接会って話せる機会を活用してほしいですね」と話します。
「行事を引き継いでいくためにも、このタイミングでの開催が必要」と話す川上教授
本学ではさまざまな方法で学生たちの就職活動を支援していきます。
ご参加いただいた企業の皆様、ありがとうございました。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。