新たな旅立ちを祝福する2022年度の学位記授与式及び卒業証書・学位記授与式
2023.05.15
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2022年度の学位記授与式及び卒業証書・学位記授与式が3月18日、鶴記念体育館で行われました。この日卒業・修了したのは学部生1074人、大学院博士前期課程49人・後期課程1人の、総勢1124人です。本年度も午前と午後の2部制とし、午前は工学部、午後は情報学部・環境学部・生命学部の式を執り行いました。
卒業生と教職員はマスクを着用せずに出席することが可能に
晴れやかな面持ちで式に参列する学生たち
ピアノ演奏による国歌斉唱に続き、大学院博士前期課程と後期課程の修了生に学位記の授与、学部卒業生に卒業証書・学位記授与が行われました。各学部の代表者が登壇し、長坂学長から学位記や卒業証書を受け取りました。
本年度唯一の大学院工学系研究科 博士後期課程修了生の乾さん(加古川西高等学校出身/兵庫県)
環境学部201人の卒業生を代表して壇上にあがった河田さん(広島県立井口高等学校出身/広島県)
続いて長坂学長と鶴理事長・総長が祝辞を述べました。
学長はコロナ禍で過ごした3年間や世界情勢の変化について触れた後「本学を卒業する皆さんは、学生生活を通じて新しい発想で捉える柔軟な思考力を身に付けています。これは正解が一つではない社会を生き抜くために必要な力です。これからの持続可能な社会をつくる人材として活躍してください」と卒業生・修了生にエールを送りました。
「学ぶこと、対話すること、挑戦することを続け、豊かな人生を送ってほしい」と長坂学長
鶴理事長・総長は情報化社会においてデジタルデータの価値はますます高まると話し、「本学で身に付けた専門力とその力を生かす社会実践力、いつの時代も必要とされる人間力を生かして社会に貢献してほしい」と述べました。
「周りの環境に生かされていることに、感謝して過ごして欲しい」と鶴理事長・総長
「コロナ禍での制限もありましたが、大学で過ごした日々の全てが、私たちの成長に欠かせない出来事でした」と振り返る
式が終了した後は専攻・学科ごとに分かれて教室へ移動し、学科長からの祝辞や学位記及び卒業証書・学位記と記念品の授与、発展トラック卒業表彰、HITポイント通算ベストポイント賞の表彰などが行われました。
卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡す
全てのプログラムが終了した後も学生生活最後の時間を惜しむように、ゼミの仲間や部活、サークルの仲間たちと語り合い、写真を撮り合う学生たちの姿が見られました。
卒業証書を手にゼミの教授や仲間たちと記念撮影を
思い出を胸にそれぞれの道へ進む学生たち
当日はJCDセンター マスコットキャラクターのキャロミも袴姿で学生たちを見送った
後輩から花束を受け取る学生も
情報コミュニケーション学科 濱﨑ゼミに所属していた坂本さん(広島県立広島井口高等学校出身/広島県)と小迫さん(クラーク記念国際高等学校出身/広島県)は、このまま大学院に進学し引き続き濱﨑ゼミで研究に励みます。
坂本さんは、学生時代の一番の思い出として、2022年に広島で開催された『スペシャルオリンピックス』用に、学科や学年を超えた仲間たちとカウントダウンボードを制作したことを話してくれました。
「スペシャルオリンピックスは、ものづくりの楽しさを知った良い思い出です」と笑顔で話す
食品生命学科 平賀ゼミの川崎さん(広島県立広島皆実高等学校出身/広島県)と天野さん(広島山陽学園山陽高等学校出身/広島県)。川崎さんは広島で環境関係の仕事に、天野さんは岐阜県で化粧品関係の会社に就職します。
「社会人として自立できるよう頑張りたい」と新生活に胸を膨らませる
修了生・卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。本学での学びや出会いを大切に、それぞれの場所でご活躍されることを心より期待しています。