2023年度公開講座がスタート。テーマは「グリーン・トランスフォーメーション」
2023.06.01
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2023年度の公開講座が始まりました。今年度のテーマは「グリーン・トランスフォーメーション~電気電子技術によるグリーン・トランスフォーメーションの実現~」。全6回の講座では、本学教員が脱炭素社会を進めるグリーン・トランスフォーメーション(以下GX)に関する最先端の技術や考え方、課題などをわかりやすく解説します。
講座では企業・個人、それぞれに求められるGXの取り組みなども紹介
本大学では高校生や一般の方を対象とした公開講座を開催しています。本年度は5月13日、5月27日、6月3日に計6講座を開催します。
GXとは、2050年までの達成をめざす「カーボンニュートラル」や2030年までの達成をめざす「温室効果ガス排出削減」など、目標達成に向けた取り組みを経済成長の機会と捉え、排出削減と産業競争力の向上実現に向けて経済社会システム全体を変革することです。
第1回の講座では、工学部電気システム工学科の久保川教授が、「脱炭素社会を進めるGXとは」と題し、地球温暖化問題の歴史から国内での取り組みなどGXに関する基礎的な知識を講演しました。
「GX推進のためには教育や研究は欠かせない。本学は技術的な側面からGX進展に寄与したい」と話す久保川教授
当日は50人を超える申し込みがあり、学び直しを考えている主婦のグループや、コロナ対策が緩和されたことで3年ぶりに公開講座に参加する人、脱炭素社会という昨今の話題に興味がある人など、さまざまな人々が参加しました。
講座終了後には「GXという言葉は知っていたけれど漠然としていました。温暖化問題の歴史や世界的な変化、国内での取り組みなどを知ることができ参考になりました」「推進するための技術面からできることに興味が湧きました」などの声が聞かれました。
次回6月3日を予定しています。
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