HITスクエア/広島工業大学地域連携技術研究協力会の総会を開催しました
2023.07.31
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企業・自治体と本学が連携し、地域課題を解決するために発足したHITスクエア/広島工業大学地域連携技術研究協力会。その総会が広島国際会議場で開催されました。
会の冒頭で長坂学長が「会員の皆様は本会を、共同研究や人材育成に有効活用してください」と挨拶しました。
会員約80名が出席
石川さんは6G技術の推進を担当
前半は「6G時代(2030年代)の新しいサービスについて」と題した講演会を開催。講師は(株)ドコモの石川博規さんです。石川さんは、「6Gは、感動や記憶まで共有する基盤となります。脳波でロボットに命令したり、ベテランの動きを初心者が体得するなど、人間の能力が大きく拡張されるでしょう」と語りました。
続く総会では、令和4年度事業報告、令和5年度事業計画案などを審議。事業計画案では、人材育成に寄与するリカレント教育の推進や、共同研究・プロジェクトによる地域活性化に注力することが示されました。
各議案が滞りなく承認されました
本学研究に多くの人が目を留めていました
後半の情報交換会では、本学教員が企業で出張講義を行うリカレント教育の実践例を紹介。
導入したイームル工業(株)の植田哲哉さんは、「基礎理論の大切さを実感した技術者から"もっと学びたい"という声があがっています」と報告しました。
運営委員長の杉田洋教授は、「人材育成や事業推進など、地元企業の皆様の悩みに応える研究力を持った教員が本学に存在することの重要性を、改めて実感しました」と会を総括しました。
「教育の専門家による講義は分かりやすい」と植田さん
「気を引き締め地域貢献したい」と杉田教授(産学連携推進センター長)
HITスクエアは様々な活動を通じ、地域課題の解決に取り組みます。