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自然豊かな八千代校舎（安芸高田市）で、女子学生キャリアデザインセンター（以下：JCDセンター）によるサマーセミナーが行われました。
当日はJCDセンターで活動する1～3年次生の53人が参加。3年次生の幹事団が企画・準備したバーベキューやポートフォリオ制作などを通じて、学生同士の交流を深めました。

JCDセンターでは、さまざまなイベントを通じて女子学生の学生生活やキャリアアップを支援している

「ポートフォリオ制作は、就活にも役立つ」と桑野JCDセンター長の挨拶からスタート

12グループに分かれた学生たちは、普段は別々のプロジェクトで活動しているため、この日初めて顔を合わせたメンバーがほとんど。はじめにお互いのことを知るために、自己紹介ゲームでアイスブレイクタイム。前の人の自己紹介を繰り返してから自分のことを紹介する『積み木式自己紹介』をしながら、同時にシャーベットづくりのタイムもグループで競います。シャーベットは、氷と塩を入れた大きな袋に、好きなジュースを入れた小袋も一緒に入れてシェイク。喋る人が袋を持ち、固まるまで順番に回していきます。

冷たさに耐えながら頭もフル回転で自己紹介。早く固まったグループにはボーナスポイントが

少し打ち解けたところで、バーベキューの準備にとりかかります。

サポートのため教職員も多数参加。学生との交流を図る

「こんなに学生が集まってバーベキューをするのは、なかなかできない体験」と楽しむ学生たち

食後のデザートには自己紹介のときに作ったアイスを

企画担当の幹事団の藤葉さん（広島県立海田高等学校出身／広島県）は「学部・学年を超えた友達を作ってほしい」と話す

午後からはポートフォリオを制作しました。グループの代表者1人についてのポートフォリオを制限時間2時間の中でグループ全員で制作・発表し、伝え方や資料のデザイン性などの評価基準をもとに教職員が採点します。ポートフォリオとは、成績やレポート、作品など個人の行ってきた活動内容や成長を記録したもので、自分や友人を客観的に分析する力や表現力、資料を作るPCスキルなども問われます。作り方を知っておくと、学生生活のさまざまな場面や就職活動のときにも役立ちます。

講師は株式会社ライナーノーツの中山慎介氏。「初めましての人にも伝わるように」が制作のポイント

紹介する項目やページ数、フォーマットなど決まりはなく、各グループが自由な発想で取り組んだ

幹事団のメンバーは後輩をさりげなくサポート

最後は発表タイム。学校生活や1日のスケジュール、趣味や特技を紹介するなど、バラエティに富んだ発表が続く

「この人は誰でしょうか」と始まり最後に誰のことだったかを明かすという個性豊かなポートフォリオを作った5グループ。今日初めて知り合ったとは思えないチームワークで、息の合った発表を披露し、教職員による講評・投票の結果、見事1位を獲得しました。

各グループ工夫を凝らした発表に時折笑いも溢れる

「誰でしょう」の正解は、綿﨑さん。性格診断を盛り込んだ紹介方法も高評価だった

今日1日を振り返り、安岡さん（山口県立岩国高等学校出身／山口県）は「仲を深めながらのバーベキューが楽しかった」、榎田さん（安田女子高等学校出身／広島県）と綿﨑さん（広島市立広島商業高等学校出身／広島県）は「優しくて話しやすいメンバーに恵まれました」、太田さん（岡山県立岡山城東高等学校出身／岡山県）は「違う学科やプロジェクトの人と仲良くなれたのがうれしい。参加して良かった」とそれぞれ笑顔で答えてくれました。

楽しかった思い出と共に全員で記念撮影

夏休み終了を目前に充実した1日となりました。学生たちの親睦も深まり、これからのJCDセンターの活動もますます活発になっていくことでしょう。本学ではこれからも女子学生を応援していきます。