世界大会で金メダル獲得の現役アスリートが指導する、ウエイトリフティング部
2023.12.12
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本学のウエイトリフティング部で監督を務める堀井正雄氏は、数々の大会に出場する現役アスリート。2023年、ポーランドで開催された世界マスターズ選手権では、見事金メダルを獲得しました。
そんな堀井監督に、競技の魅力や部の活動についてお聞きしました。
部員たちとともに
工作センターで加工についての技術指導、また溶接実習を担当する堀井監督は、本学の卒業生。ウエイトリフティングに出会ったのは、本学に入学してからです。卒業後も社会人選手として国体や全日本実業団選手権大会に出場。そして2019年、2023年と、2度の世界マスターズ優勝を果たしたのです。
「力を維持できるのは学生のおかげ。彼らの成長に刺激を受け、闘志が湧くんです」
「入部当初はガリガリの体でした」と堀井監督
ポーランド大会の様子
入部学生は、ほぼ初心者。彼らにいつも伝えるのは
「熱くならず平常心で、ということ。もう一つ、仲間と声を掛け合うということ。ウエイトリフティングは、自分の限界と向き合う競技です。周りに仲間がいると、大きな力が生まれるものです」
部長の廣中さん(広島県立宮島工業高等学校出身/広島県)も、
「周囲の仲間が自分では気づかない点を指摘してくれますし、競技の時も応援してくれるので、励みになります」
と笑います。
姿勢やタイミングなどを指導
周囲のメンバーの声が励みに
世界レベルの指導者のもとで、練習に励む部員。当面の目標は国体出場とインカレ入賞です。
「ここで鍛えた力は、実社会での困難に立ち向かう原動力になる」
と監督は断言します。
「1年で自己ベストが10kgアップした」と語る廣中さん
2023年大会の金メダル
ウエイトリフティング部のみなさん、そして堀井監督、ベストの結果が出せるよう、これからもがんばってください。