「第6回工大サミット」を開催。防災・減災・復興に対する工業大学の役割とは。
2024.01.27
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愛知工業大学、大阪工業大学、神奈川工科大学、芝浦工業大学、東北工業大学、福井工業大学、福岡工業大学、北海道科学大学、そして本学の全9大学が加盟する「工大サミット」。その第6回大会が東北工業大学で開催されました。
全国から350人以上が参加(オンライン含む)
第1部オープニングセッション
第1部では、「防災・減災・復興に向けて工業大学ができること」をテーマに、各大学の学長及び学生によるプレゼンテーションとパネルディスカッションが行われました。
本学の長坂学長は、広島県の特徴的な自然災害リスクと本学の専門分野横断型の防災・減災研究体制および防災・減災・復興に関係する重点研究プロジェクトについて説明。
続く学生プレゼンテーションでは、地球環境学科の冨田さん(野田学園高等学校出身/山口県)が登壇し、広島工業大学学生防災士会の活動を紹介しました。
本学の取組みを説明する長坂学長
住民の防災・減災力向上をめざした学生防災士会の活動を紹介する冨田さん
第2部のワークショップでは、「テーマA:理工系大学における教育の質保証」「テーマB:工大サミットの大学間連携活性化策」「テーマC:理工系大学における防災・減災・復興人材育成」の3つに分かれて、各大学の発表と参加者(学生、教員、職員)による意見交換を行いました。
オンラインでのLIVE配信もされたテーマCでは、第1部で発表した学生防災士会の冨田さんと同会代表の高橋さん(広島城北高等学校出身/広島県)が登壇し、より詳細に取り組み内容を紹介しました。各大学の学生の発表後は、それぞれの活動や研究内容について活発な意見交換や質疑応答が行われました。
また、午前中には学生交流イベントのロボットバトルとeスポーツ大会が行われ、本学のロボット研究部とe-sports愛好会からそれぞれ学生が出場しました。近年はコロナ禍などにより、学生同士が直接集まって交流することができていませんでしたが、それぞれの競技やワークショップでの発表などを通して全国の学生と情報交換をすることができ、同じ工科系大学の学生として刺激を受け合えるとても良い機会になりました。
ロボットバトルは白熱した試合展開と臨場感ある実況でおおいに盛り上がった
工大サミット初のeスポーツ大会!個人の部ではベスト8の成績
広島工業大学学生防災士会、ロボット研究部、e-sports愛好会の皆さん
来年度の第7回工大サミットは神奈川工科大学で開催の予定です。