馬島初のイベントに女子学生が加勢~JCDうましまプロジェクト
2024.01.10
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女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)が展開するプロジェクトのひとつ、JCDうましまプロジェクトのメンバーが、島で初めて開催されたイベント『キッズチャレンジショップ』に参加しました。
この日のために、うましまプロジェクトではスタンプラリーとフォトフレームづくりの体験コーナー、新しい休憩スポットとしてオリジナルの木製ベンチ設置を企画しました。
会場になったのはキャンプ場『のんびらんど うましま』
山口県田布施町にある馬島は、人口25人の小さな島。本島からは渡船で10分ほどのアクセスの良さもあり、夏には海水浴やキャンプに人気のスポットです。JCDうましまプロジェクトでは、そんな島の魅力を発信し訪れた人が楽しめることを考えながら地域活性化をめざす活動をしています。
"子どもが主役になれるイベントを"と今回企画したのはキャンプ場の管理人である藤田ご夫妻。子どもたちの手作り品や企画したゲームを出店する1日限定キッズショップがイベントのメインですが、いつもプロジェクトに協力してくださるご夫婦からのお誘いで、学生たちの参加が決まりました。
藤田夫妻「コロナ禍でも活動を続けてきたJCDのメンバーたちの思いが、ようやく実るイベントになりました」
うましまプロジェクトの他にも地元の子ども食堂や田布施農工高等学校も参加。本格的なカレーや豚汁、高校生が手掛けたジャムのフード販売、金属キーホルダーを作る体験など、小学生から大人まで幅広い年代が集いイベントを盛り上げました。
スタンプラリーは、女子学生が思う馬島のおすすめスポットを巡れるよう、島内5か所にスタンプを設置しました。会場のキャンプ場を中心に、海に囲まれたのどかな島の景色を堪能しながら散策できます。
スタンプを全て集めると一つの絵になるデザインに。スタンプも学生たちが手作りした
ゴールした人は、学生が制作したベンチで記念撮影を
島には海水浴に来る立場さん。「この機会に海水浴場以外の島のスポットも訪れてみたかった」とスタンプラリーに参加
フォトフレームづくりの体験コーナーとオリジナルベンチにも、来場者やキッズショップの子どもたちがたくさん立ち寄ってくれました。プロジェクトとして初めての行事参加で不安な部分も多かった学生たちですが、想定以上の賑わいに驚きながらも楽しんで対応できたようです。
フォトフレームは島で拾った貝殻などを使ってデコレーション
イベントに合わせ"波"をモチーフにしたベンチを制作。授業で習ったベンチ作りの経験が生きた
プロジェクトリーダーの松﨑さん(広島市立広島工業高等学校出身/広島県)は「コロナ禍でもできることを考え活動してきましたが、計画止まりで終わる年が続いていました。今回初めて形にすることができたので、達成感でいっぱいです」と感想を教えてくれました。
高校の先輩に誘われてプロジェクトに参加した松﨑さん。ベンチ制作も彼女が中心になって行った
ご参加いただいた皆様、楽しんでいただけましたでしょうか。次回以降もイベントが開催できるよう、プロジェクトメンバーも応援していきます。