JCD×マイクロンメモリジャパン企画を開催~女子学生のキャリア、応援します
2024.01.25
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マイクロンメモリジャパン株式会社(東広島市)と本学の女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)が共催で「女子学生のキャリア、応援します ~将来の女性技術者のためのガイダンス~」を開催しました。
これからを担う理工系女子学生たちに、進路やキャリアについて見つめる機会にしてほしいと本セミナーを企画しました。セミナーには1年次から4年次生までの女子学生49人が参加し、女性活躍に対する社会の流れや同社の取組み事例についての話を伺いました。
セミナー後半にはジェンダーに関するワークショップが用意された
世界17か国に拠点を展開する、世界最大級の半導体メーカーであるマイクロン。日本では東広島市に拠点工場を持つ同社からのお声がけがきっかけで、本企画が実現しました。
同社には企業文化としてDEI=Diversity、Equality、Inclusion(多様性、平等性、包摂性をより良く生かすための環境構築の取り組み)が根付いており、近年の新卒採用者の40%近くを女性が占めるなど、多くの女性が活躍しています。
初めに人事採用本部の内田さんが同社について紹介。「多様性がある企業ほど強い」と話す
続いて同社清水さんが女性の社会進出の歴史を紹介。社会で活躍するために、今できることを学生にアドバイス
セミナーの後半では4~5名でチームとなり、多様性を考えるワークショップを実施。初めに2つの例題について「差別になるのか」という視点から話し合いをしました。その後、普段自分たちが"モヤモヤ"を感じた場面を思い返し、問題の原因や解決策について意見を出し合います。
性別や国籍、服装などの見た目などで判断され、日常生活で生じた待遇の差について語り合う
セミナーを終えた内田さんは「改善策として社会制度の変革が挙げられたり、女性の立場からだけでなく男性の立場からも考えていたりなど、女子学生たちの視野の広さに驚きました」と本学の感想を話してくれました。
第2弾は同社の見学を予定。「楽しみにしています」と笑顔のおふたり
参加したJCD幹事長の齋藤さん(山陽女学園高等部出身/広島県)は、これまで"女性だから"と不公平さを感じたことはないといいます。「男子学生が9割を占める本学ですが、これまで一度も感じることなく過ごせています。そのことがとても素晴らしいことなのだと改めて気づきました」と感想を話してくれました。
齋藤さん「性別ではなく"人としてどうあるか"を大切にしたい」
今回のセミナーを通して、女子学生が多様な働き方や将来について考えるきっかけになれば幸いです。
次回は同社を女子学生が訪問します。