能登半島地震の被災地を衛星画像から解析
2024.01.13
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本学、菅雄三名誉教授と環境学部地球環境学科の小西智久准教授は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から提供された衛星画像により能登半島地震の被災地を解析しました。
両名はJAXAの 「大規模災害衛星画像解析支援チーム」に参画しており、JAXA加盟の国際的な防災枠組みである「国際災害チャータ」にもメンバーとして登録されています。
令和6年1月1日に石川県で発生した能登半島地震を受け、JAXAの要請により緊急観測された衛星画像の解析を行いました。分解能50cmの高分解能衛星画像から土砂崩壊箇所や寸断された道路を特定し、その位置情報を加えてJAXAの「だいち防災WEB」と「国際災害チャータ」へ提供しました。
小西准教授は「今回は速報性を重視して被災箇所の判読を行った。国や自治体の災害支援に少しでもつなげたい」と支援チームへの参加の意義を語ります。
今後は能登半島における衛星画像をより詳細に解析・検証して学会等で発表する予定です。
参考リンク:(国際災害チャータ) International Disasters Charter - Earthquake in Japan(英語
https://disasterscharter.org/web/guest/activations/-/article/earthquake-in-japan-activation-857-