女子学生が世界最先端の半導体工場を訪問し、女性技術者との交流を図りました
2024.01.26
このニュースは、クローズされました
JCD×マイクロン企画の第2弾として、本学の女子学生がマイクロンメモリジャパン株式会社を訪問しました。
東広島に拠点を置く同社は、世界最先端の半導体メモリ(DRAM)の開発・製造をしています。多様性を尊重する企業文化を持ち、2021年・2022年と2年連続「働きがいのある会社」ランキング上位にランクインしている同社。その働きやすさから、さまざまな部署で女性が活躍しています。
グリーンを配した華やかなエントランスにて
この企画は、これからを担う理工系女子学生たちに、進路やキャリアについて考えるきっかけになればと、同社と本学の女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)が計画したもの。会社訪問に先立ち第1弾として、本学で女性のキャリアを考えるセミナーも開催しました。
同社広島工場の敷地面積は東京ドーム約4個分。当日は人事採用担当の神崎さんが、広い敷地にある開発・研究棟から半導体を製造するクリーンルームなどを案内してくださいました。
海外スタッフも多く英語が欠かせないため、英語学習のサポートも充実
社内では定期的にイベントも開催。この日は使わなくなった絵本のリユースを呼び掛けていた
他にもパソコン相談スペースや、コンビニ、コーヒーショップ、開放感のある休憩スペースなど働きやすい環境が整う
24時間使えるトレーニングジム。シャワー室も完備されているので、仕事の合間でリフレッシュもできる
施設見学の後は、女性社員との座談会が行われました。
生産技術開発職として出荷状況を管理している近藤さんと、新製品チームでプロセスエンジニアとして働く新川さんが登壇。自己紹介から始まり同社に入社した理由や現在の仕事内容、会社の雰囲気などについてお話を伺いました。
また、学科・学年の異なる参加学生たちからの質問にもそれぞれ丁寧にお答えいただき、世界的企業の一員として活躍される方を身近に感じられる座談会となりました。
「大学の専門分野とは違う業種に就職した理由は?」「女性だから働きにくいと感じることは?」など積極的に質問
「大学で取り組む実験やデータの活用など考え方は応用できる」と学生にアドバイス
会社訪問を終えた学生たちは、多彩な職種や充実した研修、メンター制度(新入社員フォロー制度)、個人を尊重する社風などに魅力を感じたようです。
「大学の専門外でも仕事の選択肢があると知れて良かった」という声が多く聞かれた
採用人事の神崎さん「これを機に当社を知ってもらいたい」、清水さん「今後のキャリアにつながる体験になればうれしい」とメッセージをいただく
女子学生たちにとって、一つの働き方を知る良い機会になりました。
お忙しい中お時間をつくっていただき、ありがとうございました。