第55回三宅駅伝大会を開催しました
2024.02.20
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広島工業大学の冬の風物詩『三宅駅伝』が開催されました。体育会本部が企画運営する駅伝は、五日市キャンパスのある三宅地区を舞台に、1チーム6名のランナーがタスキをつなぎます。体育会に所属するクラブ、ゼミ、職員など全24チームがエントリーし、競いました。
1区間は3.5㎞、6人で21㎞の完走をめざす
キャンパスの外周を走るコースは、標高差が89メートルとアップダウンが激しく厳しい
タスキに部活のアイテムを用意したチームや、ユニフォームで走るチームも
学生の頑張る様子を見守る長坂学長(右)と学生・教務センター長の山内教授(左)
当日は天候にも恵まれ、12月とは思えない気温の中、ケガや体調不良を訴える人も出ず、全員が完走しました。
コースの要所に点在する体育会本部のメンバーと、連絡を取り合いながら進行する
秘伝のレシピによる豚汁も5年ぶりに復活。走り終えたランナーの疲れを癒す一杯に
途中経過が張り出されたボードの前には、順位を確認する学生たちが集まる
唯一の女子学生出場者となった山田さん(比治山女子高等学校出身/広島県)。「来年はもっと女子学生も参加して」と呼びかける
「部活動の部」で優勝したのは、陸上部。1時間22分40秒と好成績を収めました。2位にはダンス愛好会、3位には硬式野球部が続きました。
優勝した陸上部のメンバーたち。圧倒的な強さを見せてくれた
「ゼミ・一般の部」を制したのは、広島工業大学高等学校陸上部OBチーム。こちらも1時間27分26秒と健闘しました。2位には升井ゼミAチーム、3位には職員チームが入賞しました。
かつての仲間たちがこの日のために集結。早くも来年の駅伝の優勝も狙うと誓っていた
三宅駅伝のリーダーを務めた体育会本部の中村さん(岡山高等学校出身/岡山県)は、「行事を担当するのは初めてなので、うまくできるか心配でした。路上を走るため警察の許可を取るなど準備が大変でしたが、入念に準備したので当日はスムーズに運営できました」と笑顔で話してくれました。
体育会本部長の松田さん(愛媛県立南宇和高等学校出身/愛媛県)も「コロナ禍に途絶えてしまった三宅駅伝の伝統復活に向けて、今年は全ての体育会所属クラブに参加を依頼しました。かつての賑わいを取り戻すには時間がかかるかもしれませんが、学生が楽しみにする行事に育てていきたい」と話してくれました。
中村さんと松田さんはヨット部の先輩・後輩の仲
三宅駅伝の開催にあたり、ご協力いただいた地域住民の皆さまに、改めてお礼を申し上げます。
参加したランナーの皆様も、お疲れさまでした。来年もたくさんの参加をお待ちしております。