学生の将来に幅広い選択肢を~食品生命科学科主催の業界研究セミナー開催
2024.02.29
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生命学部食品生命科学科は、毎年学科独自の業界研究セミナーを開催しています。今回は12月22日に開催し、7社の企業と1年次から3年次の学生23人が参加しました。
各参加企業のブースで説明に真剣に聞き入る学生たち
食品生命科学科では食品製造分野と応用生物分野を学びます。そのうち応用生物分野の学びを生かせる就職先は、一般消費者を対象としないBtoBの企業が多いことから、学生に、企業と業界について知り、将来を具体的にイメージしてもらえるよう本セミナーを開催しています。
担当の今井准教授は、企業や業界を知り就職先を考えることで学習の意義を感じ、積極的に情報を仕入れるきっかけにしてほしいと話す
第1部では参加した企業の担当者の方に、それぞれの業界を取り巻く環境や具体的な仕事の内容、待遇などについてご講演頂きました。
入社前研修や新入社員研修の様子を紹介
自社の事業内容が社会の中で果たす役割を説明
クイズ形式で楽しく自社の特徴を紹介する企業も
第2部では各企業がブースを設け、情報交換会を開催。学生は事前に申し込んだブースを訪れ、より詳しい仕事内容を聞いたり、積極的に質問をしたりしていました。
企業担当者に積極的に質問する学生
三共ポリエチレン(株)の谷本花菜さん(真ん中)は、実験の経験が多い食品生命科学科の学生に即戦力として活躍を期待すると話す
参加企業の担当者として、食品生命科学科の卒業生も2人参加しました。
環境調査や分析、コンサルタントなどを手がける中外テクノス株式会社の林成美さんは「入社後は実験装置の取り扱いなど学科での学びに加え、JCD(女子学生キャリアデザインセンター)での活動など、工大で得たさまざまな経験が役立っています」と話していました。
工大はさまざまな分野のイベントを多く企画してくれるので、できる限り参加することで発見や気付きを得てほしいと話す林さん
希望している技術営業職のやりがいや仕事の概要を聞けて、就職活動への考えがまとまったと話す藤田さん(兵庫県立太子高等学校/兵庫県)
就職活動が本格化する3年次生はもちろん、これから就職について考える1、2年次生にとって、視野を広げる良いきっかけになったようです。お忙しい中ご参加くださった企業の皆さま、誠にありがとうございました。