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プロの意見で社会実践力の向上を図る JCD商品企画プロジェクト 商品提案最終発表会

2024.03.28

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本学の女子学生キャリアデザインセンター(以下:JCDセンター)の『JCD商品企画プロジェクト』が、「令和5年度アヲハタ商品提案最終発表会」を開催しました。

アヲハタ株式会社の方々を大学にお招きし、アドバイスをいただいた

アヲハタ株式会社の方々を大学にお招きし、アドバイスをいただいた

今年度からJCDセンターの活動にご協力いただくことになった、竹原に本社を置くアヲハタ株式会社。同社からいただいたテーマ「朝食が楽しくなる、心ときめくフルーツ」のもと、学生は3つのチームに分かれ新商品の企画に取り組みました。

担当教員の今井准教授の挨拶でスタート、「厳しい意見も含めてプロのフィードバックを受け取り成長してほしい」

担当教員の今井准教授の挨拶でスタート、「厳しい意見も含めてプロのフィードバックを受け取り成長してほしい」

3つのチームはそれぞれ、女子学生や大学の女性職員など約80人を対象にアンケートを実施。朝食に求められる条件や課題を抽出し、商品のアイデア出しから試作、改善に取り組んできた過程を発表しました。

アンケート結果から朝食の実態や好まれるメニューを把握

アンケート結果から朝食の実態や好まれるメニューを把握

学生たちが提案したのは、特別感のあるスイーツの朝食をめざしたイタリア発祥のアイスケーキ「カッサータ」や、開けやすいアヲハタのジャム容器を使いハート型のイチゴでインスタ映えを狙う「フルーツヨーグルトゼリー」、食べる前に生クリームやクルトンを足して「自分で作るときめき」要素を入れた「フルーツスープ」などです。アヲハタの商品開発担当者からは、食べる場所の想定や飽きられない工夫など、商品化に欠かせない鋭い質問が寄せられました。

アヲハタ新入社員の中川さん、より学生に近い立場からのご意見をいただけた

アヲハタ新入社員の中川さん、より学生に近い立場からのご意見をいただけた

発表会の後半には試食タイムも用意。
カッサータとヨーグルトゼリーを試食してもらい、見た目のイメージや食感について意見を伺いました。

実際に試作をしたり味わったりすることから得られるヒントも

実際に試作をしたり味わったりすることから得られるヒントも

フルーツの多彩な活用法を評価する意見やアドバイスが活発に飛び交った

フルーツの多彩な活用法を評価する意見やアドバイスが活発に飛び交った

アヲハタ総務部長の福田さんは、「抽象的なテーマでしたが、皆さんが我々の求めているものを理解して提案くださり、たくさんのヒントをいただけました」と手応えを語りました。

今後も私たちには思いもよらないような、若い人ならではの発想に期待していると福田さん

今後も私たちには思いもよらないような、若い人ならではの発想に期待していると福田さん

1年生のリーダーを務めた榎田さん(安田女子高等学校出身/広島県)は、「テーマから根本的な課題に向き合い、深掘りしていくことが商品開発に欠かせないことが分かりました。目標に向けて道のりを歩んでいく計画力が身に付いた気がします」と話してくれました。

難しい課題を形にできた達成感を感じていると榎田さん

難しい課題を形にできた達成感を感じていると榎田さん

課題に真摯に向き合う過程で、女子学生たちはさまざまな気付きと学びを得たようです。ご協力くださったアヲハタ株式会社の皆さま、本当にありがとうございました。