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女子学生のキャリアアップを支援する女子学生キャリアデザインセンター（通称：JCDセンター)の活動の一つである『○○ブースデザインプロジェクト』では、セカンドベース株式会社様と共に個室ブースの制作に取り組んできました。このたび、同社から個室ブースを寄贈していただくことになり、寄贈式を行いました。

寄贈していただいたのは、プロジェクトで制作した記念すべき第一号ブースの試作品です。他にはない木の温もりと、粉砕した牡蠣殻と折り鶴が混ぜ込まれた壁材の独特な風合いが魅力です。この試作品を経て、のちに完成した製品はさらに広島県産の材料がふんだんに使用され、現在パセーラ広島、NTTクレド白島ビル、エールエールA館に設置されています。

個室ブースはNexus21に新しく誕生したnexus for.の「Lounge」に設置。誰でも好きなときに利用できる

寄贈式では桑野センター長が同社代表の妙田さんに感謝状を贈呈。「社会につながる課題は学生にとって生きた教材そのもの。この活動を通じた貴重な経験が学生の成長につながっています」と感謝の気持ちを伝えました。

妙田さんから「学生さんの提案設置した大型ミラーが好評です。私では想像できないアイデアをもらいました」とお言葉をいただいた

2021年に始まった同プロジェクトは3年の活動を通じて、オンライン授業や会議などに使える個室ブースを女子学生の視点でプロデュースし、形にしてきました。
寄贈式の後は、4年目を迎える今年の活動の目標や方向性について話し合いました。

「ブースを使いやすくするには？」や「存在を知ってもらう広報活動とは？」などの課題が提案された

妙田さんからは「今回寄贈したブースは皆さんが自由に手を加えられるものです。よりクリエイティブな挑戦をしてもらい、その結果をシェアしてください」と声をかけていただきました。

「今はオンライン授業や会議に使われることがほとんど。もっと自由な空間にしていきたい」と妙田さん

本年度のプロジェクトリーダーを務める掛谷さん（岡山県立玉島高等学校出身／岡山県）は、「ブースの形はできたので、今年は活用方法や情報発信の方法を考えることにも力を入れてプロジェクトを盛り上げていきたい」と話してくれました。

昨年までプロジェクトのリーダーをしていた内田さん（広島県立尾道北高等学校出身／広島県）からは「コロナ禍で思うような活動ができないこともあったプロジェクトを、引き継いでくれてうれしく思っています。自分たちがやりたいと思うことをやってほしいですね」と後輩にエールを送りました。

内田さんから掛谷さんへしっかりと引継ぎ。内田さんは今年度はセンター全体を運営する幹事団として活動する

改めてセカンドベース株式会社の妙田さんにお礼を申し上げます。学内で大切に活用していきます。