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広島県内の合格者は4名のみの難関資格! 第62回気象予報士試験に本学学生が現役合格

2024.11.06

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令和6年度第1回(通算第62回)気象予報士試験で、本学 環境学部地球環境学科4年生の高橋克昌さん(広島城北高等学校出身/広島県)が現役合格しました!

気象予報士試験は非常に難易度が高く、第62回の合格率は5.8%(合格者数248名/受験者数4268名)、広島県内の合格者は4名で、うち1名が高橋さんになります。

高橋さんへのインタビューをご覧ください!

■環境学部 地球環境学科4年生 高橋克昌さん 

プロフィール

広島城北高等学校出身、令和3年度に広島工業大学 環境学部 地球環境学科に入学。

大学入学後、1年次に防災士資格を取得、2年次で広島工業大学学生防災士会に所属し、3年次で代表に就任、東北工業大学で行われた第6回工大サミットで学生発表をするなど、学生防災士として精力的に活動する。

地域環境学科 田中健路教授が主催する有志の勉強会「気象予報士勉強会」に参加、猛勉強の末、令和6年度に実施された第62回気象予報士試験に合格。

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■気象予報士試験を受けようと思ったきっかけ

小さい頃から自然科学が好きで、中学2年生の頃、父と気象予報士という資格があるという話になり、自分もいつか取ってみたいと思うようになりました。また大学進学と同時期に、ヒロインが気象予報士を目指し、地元で活躍するNHK連続テレビ小説が始まり、自分も勉強を頑張ろうと思ったのもきっかけの一つです。

大学2年次に田中教授主催の「気象予報士勉強会」に参加しました。当時は授業などで精一杯だったため、本格的に学習量を増やしたのは3年次です。3~4年次では、1日平均8時間程度は試験勉強に費やしました。

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■大学で勉強以外に頑張っていること

大学2年次から所属している学生防災士会での活動です。大学3年次の時には代表として活動を行いました。団体の代表として、皆をまとめたりするのはとても大変でしたが、1年間代表をしてみて多くの経験をさせていただき、とても充実していました。

特に工大サミットで大学を代表して行った発表はとても貴重な経験になりました。ラジオや新聞などで自分たちの活動を発信する機会もいただき、どうしたらより団体の魅力が伝わるかといった事を模索しながら行ったことで、責任とやりがいを感じる経験になりました。

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■卒業論文での研究内容

「豪雨をもたらす停滞前線への水蒸気移流に関する研究」を行っています。近年、多発している豪雨や線状降水帯は水蒸気が継続的に供給されることが要因の1つとされていることから、日本で豪雨をもたらした事例において、水蒸気はどこからどれほど流入しているのか、特にインド洋やベンガル湾などの日本から遠く離れた場所からの流れに着目して研究しています。

■今後の目標

将来的にはマスメディアで気象情報を伝える仕事に就きたいと考えています。私は小さい頃、休みの日には朝から夜までいくつもニュース番組を観ていて、なぜ今回の台風が危険なのか、なぜ明日大雪が降るのかを分かりやすく解説するキャスターの方を見て憧れていました。気象は時に命を守るための大切な情報にもなるので、分かりやすく伝えるという技術は大切になると考えています。自身も人前で話す訓練として、学生防災士として地元のラジオ番組へ出演したり、工大サミットで学生発表したりするなど活動しています。