【クラブ・サークル紹介】 E.S.S. (English Speaking Society) 英語を楽しく磨いて、世界中の人と話せるようになろう!
2019.02.22
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文化系・体育系合わせて60以上のクラブ&サークルがある広島工業大学。今回、ご紹介するのは、英語でのプレゼンテーションの上達を目的としている「E.S.S.」です。昨年まで同好会として活動していましたが、学生自治会の承認を得て今年から部として本格的に始動。11月に行われた英語スピーチコンテスト「デネブ杯」では、E.S.S.の学生が最優秀賞を飾るなど、活気づいているクラブです。
活動日:毎週月・木曜日
場所:図書館3階会議室
部員:25名(2018年12月現在)
図書館3階会議室に近づくと、何やら賑やかな音楽が聞こえてきました。
音のリズムに合わせて、Let's Speaking♪「Hiroshima Institute of Technology♪」
軽快なサウンドと共にはじまったのは、チャンツと呼ばれる英語の文章をリズムに乗せて歌うように発音する練習。音に合わせると、英語のイントネーションが掴みやすくなり、暗記も容易になるとのことです。E.S.S.では、広島工業大学を英語で紹介する「HITチャンツ」というオリジナルチャンツがあり、毎回活動のはじめに部員全員で必ず歌います。まさにチャンツはこの部の代名詞。12月に他大学のE.S.S.が集まって発表する行事「Oral Presentation&Performance(通称OPP)」でも、今年のヒット曲DA PAMPさんの「U.S.A.」のリズムに乗せたチャンツを披露する予定。この日はそのOPPに向けた練習を行っていました。
※チャンツ(Chants)とは・・・英語の文章を一定のリズムに乗せて歌うこと。
HITチャンツを歌う部員たち。卒業する頃にはみんな流暢に歌えるようになるそうです。
OPPに向けて個人練習。スマートフォンに入れた「U.S.A.」チャンツのサンプル音源を繰り返し聴きながら原稿を覚えます。
発音を覚える際、カタカナを当てて覚えるのが一般的ですが、広島工大E.S.S.はなんと漢字!印象に残り覚えやすく、微妙なニュアンスも漢字の方が表現しやすいとのこと。
OPPではチャンツの前に英語の劇も披露する予定。台本作成も英語翻訳もすべて部員が行います。
明るく、楽しく、誰もがしゃべりやすい雰囲気づくり
E.S.S.のモットーは「楽しみながら英語力を磨こう!」。だから部の雰囲気づくりを大切にしています。たとえば部員同士の親密度を高めるために、ニックネームで呼び合うのがこの部の伝統。新入生が入部したらみんなで決めます。1年生部員は「先輩たちが優しいので、上手く発音できなくても、文法を間違ってしまっても、萎縮することがありません。だから積極的にしゃべりたくなります」と、とても馴染みやすい環境であることを話してくれました。
話し合いも先輩・後輩関係なく、自由に意見を出せる和やかな雰囲気。
顧問の三熊先生は、クラブ以外でも時間の許す限り練習に付き合ってくれるそうで、部員からの信頼も厚いです。
部長の山﨑将司さん(環境土木工学科3年)にE.S.S.の魅力を聞きました。
「街で外国人観光客と話せたり、留学生と友達になれたり、いろんな人と話せるようになるのが、英語の1番楽しいところ。自分の世界が広がっていくのを実感できます。今年度から部となり予算がつくようになったので、今後は合宿や遠方への英語スピーチコンテスト参加なども計画して、さらに盛り上げていきます」
「E.S.S.の部員は大学に入ってから本格的に英語でのスピーキングをはじめた人たちばかり。だから全然しゃべれなくても大丈夫!ぜひ来てください!」と山﨑さん。
英語が話せるようになると、世界中の人とコミュニケーションが取れるようになります。また就職でも海外進出など、活躍の場が大きく広がります。そう考えるとワクワクしてきませんか。興味を持った人はぜひ見学に訪れてみてください。E.S.S.でめざせ、英語のスペシャリスト!