イリノイ大学、トリニティ・ウエスタン大学短期留学生開講式&歓迎会を開催しました。
2019.06.19
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広島工業大学は、海外の文化や言語を学びたい学生のために、国際交流センターを設置し、積極的に海外留学を支援しています。イリノイ大学(アメリカ)とトリニティ・ウエスタン大学(カナダ)は本学と交流協定を結んでおり、毎年留学生の派遣と受け入れを行っています。今回、イリノイ大学から6名、トリニティ・ウエスタン大学から3名、合計9名の留学生を受け入れました。5月17日、その留学生たちの開講式と歓迎会を開きました。その様子をお届けします。
講義棟Nexus21-10階スカイテリアにて開講式を待つ留学生たち。まだ少し緊張気味の様子。
覚えたての日本語で自己紹介。会は和やかに進行
短期留学生が滞在するのは約6週間。その間に宮島や平和公園の訪問、ホームステイなどを通して日本の文化、言語を学びます。開講式で留学生たちは、国際交流センターの教職員や学生ボランティアの前で日本語での挨拶に挑戦。出身国、大学、専攻学科、趣味、好きなものなどの自己紹介をしました。その後、学生や教職員と歓迎会を行い、交流を深めました。
英語で司会を務めるのは、建築デザイン学科3年の和田稀弥華さん(左)と新庄美月さん(右)
壇上に立って一人ひとり挨拶。「広島工大の皆さんと友達になりたいです」
お菓子やケーキ、ジュースを囲んで歓談がスタート。レディファーストでスマートにケーキを渡す留学生。
「好きな日本アニメは何?」と積極的に話しかける参加学生たち。他にも海外の日常生活や食生活のことなど、様々な話で盛り上がっていました。
美しいハーモニーのマンドリンと日本らしい和太鼓の演奏で歓迎。
歓談の後は、音楽系サークル「マンドリン部」と「鼓遊会」が歓迎の演奏を披露しました。はじめにマンドリン部が美しい音色を奏で、会場を優しく包み込みます。続く鼓遊会は一転して力強い太鼓の音を響かせ聴衆を魅了。留学生からは「Very nice!」と拍手喝采。歓迎会は、大盛況で幕を閉じました。
息ぴったりのトレモロ奏法に会場中が釘付けに。
鼓遊会は華麗なバチ捌きで躍動感のあるパフォーマンスを見せてくれました。
最後に滞在中のサポートを行う国際交流ボランティアの学生が挨拶。「私たちは海外の文化に興味があります。共に学び、共に支え合いましょう」
参加者全員で記念撮影。終了後もフロアでは留学生と会話する学生の姿が見られるなど、歓迎ムードは続いていました。
終了後、留学生のコリン・ターリーさん(イリノイ大学)、国際交流ボランティアの和田稀弥華さんにお話を聞きました。
コリン・ターリーさん(イリノイ大学)
アメリカではできないことをたくさんしたい
「私の家族には日本に関わる人がいないため、このままだと日本に行くチャンスがないと思い、留学を決めました。一番楽しみにしているのは、広島市内を歩くこと。本通り商店街がどんな風に賑わっているのか、今からワクワクしています。6週間の間に日本とアメリカの生活の違いは何なのかを学んでいきたいです」
和田稀弥華さん(建築デザイン学科3年)
国際交流ボランティアは、英語力UPや積極性を養うきっかけになる
「国際交流ボランティアには1年生の頃から参加しています。中国、カナダ、アメリカとさまざまな国の留学生と交流できるところがこの活動の魅力ですね。一緒に宮島や市内を観光したり、八千代校舎で1泊2日の交流を行ったり、部活やサークルでは経験できないことがたくさんあります。英語力の向上もありますが、留学生に話しかける積極性なども身につき、活動する度に楽しさが増しています」
「今日の演奏はアメイジング!とても素晴らしかった!」と興奮気味に話してくれたコリン・ターリーさん。演奏の様子を記念にスマートフォンで動画撮影したそうです。
「1年次は緊張して留学生に話しかけられませんでしたが、今は自分から話しかけられるようになりました」と和田さん。
国際交流ボランティアの学生や教職員とも距離が縮まり、いよいよ日本での生活が本格的にスタートする留学生たち。さまざまな日本文化に触れ、新たな発見や学びを得られることを期待しています。国際交流ボランティアも引き続き募集しています。興味のある学生はぜひ参加してみてください。