【クラブ・サークル紹介シリーズ】サッカー部 学生コーチとともに、中国大学サッカーリーグ1部昇格をめざす
2019.08.06
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文化系・体育系合わせて60以上のクラブ&サークルがある広島工業大学。今回は、「サッカー部」を紹介します。昨年は中国大学サッカーリーグ2部で2位という成績を残し、1部への昇格を賭けたプレーオフに出場。惜しくも敗退となりましたが、「今年こそは1部昇格!」と熱を燃やし日々練習に励んでいます。
活動日:毎週火・水・金・土・日曜日
場所:グリーンフィールドH.I.T.
部員:37人(2019年7月現在)
HP:http://hitfootball.html.xdomain.jp/index.html
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グリーンフィールドH.I.T.は、人工芝のグラウンド。整った環境で練習に集中できます。
活躍の場を求めて、今年度から県リーグに参戦
サッカー部は、昨年まで中国大学サッカーリーグと、トーナメント戦の中国大学サッカー選手権の2つが主な試合でした。しかし今年度は新たに広島県学生サッカーリーグに参戦。部員が多く、試合に出られないメンバーに出場の機会をつくるため、広島県学生サッカーリーグは中国大学サッカーリーグとは違うメンバーで試合に臨んでいます。できるだけ多くのメンバーが実践経験を積み、互いに切磋琢磨することで、部全体のレベルアップを図り、目標である中国大学サッカーリーグ1部をめざしています。
まずはウォーミングアップから。リズミカルに足を動かしながら体をほぐしていきます。
足の可動域はとても重要なので、とくに念入りに。
続いてペアになってパス練習。はじめは近い距離からスタート。
徐々に距離を取り、最終的にロングパスへとシフトしていきます。
オフェンス4対ディフェンス2で行う「鳥かご」。パスコースを予測して動くことがポイント。
いよいよ連携プレー。サイドからクロスを上げ、シュートまでの流れを繰り返し行います。
ゴールキーパーは別メニュー。キャッチングを中心とした練習で汗を流します。
最後は中国大学リーグメンバーVS県リーグメンバーの練習試合で締めくくりました。
頼れる学生コーチの存在
学生コーチを中心に部長、副部長ら幹部学生が、練習メニューを考えたり、試合メンバーを選抜したりしています。学生コーチを務める河村英輔さん(電気システム工学科3年)は、ケガでプレーヤーを断念。それでもサッカーに関わりたいと、今年から学生コーチに就任しました。今年度は6月に監督が引退したこともあり河村さんが全面的に指揮を取ります。「正直プレッシャーはありますが、それだけやりがいもあると感じています」と河村さん。練習も試合もすべて学生たちだけの力で行っていく。それが広島工大サッカー部なのです。
「メンバー選抜はスキルだけで決めない。練習の参加率なども見ながら考える」と河村さん。
戦術を考える河村さん。部員からは一目置かれています。
部長の檜和田貫児さん(電子情報工学科 3年)にクラブの魅力を聞きました。
「サッカー部の魅力は、先輩後輩の上下関係があまり厳しくないところです。大事にしているのは、挨拶などの礼儀、道具管理など物を大切に扱う心。勝つことだけでなく人間的に成長できる部をめざしています。練習は2時間の短期集中でやっているので、みんな授業やアルバイトと両立できています。1度サッカーを辞めた人や、過去には全くの未経験者も部員にいました。チームプレーで勝つことは、他ではきっと味わえない喜びです」
「後輩が先輩のモノマネをすることも。練習以外は和気あいあいとしています」と檜和田さん。
オンとオフのメリハリがしっかりした雰囲気。1部昇格をめざしてチームは一丸となっています。
「勝つためにはどうしたらいいのか」を学生たちだけで考え、実践し、そして結果を追い求めるサッカー部。自分たちだけの力でやり遂げた時は、きっと喜びも大きいはず。目標達成のために最後まで全力を尽くしてください。今後の活躍に期待しています。