広島で働く魅力を知る 広島県商工労働局主催「業界研究講座」を開催
2021.08.02
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広島商工労働局主催の「業界研究講座」を開催しました。この講座は、就職活動を本格的に始める前に、広島で働く魅力や仕事のやりがいなど広島の企業の魅力を知り、卒業後の進路に「広島の企業で働く」選択肢を持って欲しいと企画されたもの。今回の講座は工学部建築工学科の学生を対象に開催。建築関係の仕事をめざす学生の参考になればと、東広島市に拠点を持ち注文住宅・リフォームを行う創建ホーム株式会社と、呉市に本社を持ち住宅構造用部材を扱う中国木材株式会社が建築業界の今を話してくださいました。
広島県にある主な産業を紹介するほか、さまざまなデータを参考に広島で暮らす魅力の確認からスタート
講座は建築工学科2年生の「建築木質構造学」の授業の一環として開催。広島で木質構造に関わる2社の話が聞けると、学生たちも興味深々で参加
創建ホームの阿部さんと柚木さんは、共に社会人2年目。生まれ育った広島で働くことは、地元への恩返しになると広島で働くことの喜びを教えてくれた
新国立競技場の建設にも多くの木材を提供した中国木材。人事の高橋さんは、会社の説明だけでなく、木材を取り巻く世界的な問題についても触れる
講座の最後に設定された質疑応答の時間には、積極的に質問をする学生の姿もみられた
創建ホームの阿部さんは本学の卒業生。中国木材の社員の出身大学は本学が2位を占めており、卒業生が多く勤めている
「まだまだ就職のイメージが持てない」と語る学生たちでしたが、講座終了時には「知らないことを教えてもらい、将来の働き方のイメージが広がった」との声が多く聞かれました。
「住宅業界に興味があるので、実際に働く人の話は参考になった」と平井さん(広島県立祇園北高等学校出身/広島県)と「中国木材さんを初めて知ったが、事業内容に興味を持った」と東さん(山口県立下松高等学校出身/山口県)
「地元就職を考えていたが、広島で働くことも視野にいれたい」と小林さん(岡山県立笠岡高等学校出身/岡山県)、「2社とも興味があるので、インターンシップにも参加してみたい」と齋藤さん(安田女子中学高等学校出身/広島県)
広島県商工労働局の寺岡さんは「広島には魅力ある企業がたくさんあります。知らずに選べないのはもったいないこと。まずは知ることから始めて欲しい」と話す
本講座に参加した学生たちが、これからも自主的に企業研究をすすめ、視野を広げて将来について考えるきっかけをつかむことができるよう支援していきます。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。